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♡♡♡
ハーマイオニー、にやにやしないで。
『どうしよ、私もうむりかもしれない…』
やっぱだめだ、混乱してる。
｢何があったの？｣
わかってるくせに聞くなよおおおおお！！！
てかここで聞くなよ！！ここ響くんだから！！！
『ドラコにホグズミードに行かないかって言われた…ハーマイオニーが言ってた通り誘われちゃったよ！！』
混乱と嬉しさが混じっておかしくなりそう。
ハリーとロンはびっくりしていて、ハーマイオニーは嬉しそうな顔をしていた。
｢おいおい嘘だろ…あのマルフォイが？誘った？｣
｢マルフォイってやけにるあに絡まない？｣
｢きっと気があるのよ！！｣
『ちょそれは絶対ない！ありえない！！』
それは全否定案件だわ。私に気があるなんてありえない。
いや目が合ったりするのは私がガン見してるだけだし、私に絡んでくるのは…よく分からない。
けど絶対ない。どうせパンジーちゃんとか他の子にも同じことしてるよ。
だってドラコモテるし。根は優しいもん。
｢るあ、マルフォイが見てるぞ｣
｢ついでにザビニもね｣
後ろを向くとドラコと目合った。
すぐ逸らされたあと、ザビニの方を見ると照れくさそうに小さく手を振られた。
苦笑いで私も手を振り返した。あれなんかデジャブ。
｢相変わらずるあのこと好きね｣
｢僕達のるあなんだけどね｣
｢おい言うなよ！｣
え、君らそんなこと思ってたの？
えなにかわいいんですけど。きゅん死しちゃう。
てか思った。ザビニはなんで私の事すきなんだろ。
『ザビニってなんで私の事すきなの？』
｢どうせ顔だろ｣
ハリーとハーマイオニーを見れば頷いていた。
まじ？1回私のすっぴん見ろ。
｢それで、マルフォイに返事したの？｣
『拒否権なしだって』
｢マルフォイらしいね｣
いやそれな。顔赤かったけど。
昼食を済ませて午後の授業を受けていた。
だけど内容が全く頭に入ってこない。
どんな服で行こうかな。そういえばママにこっちのお菓子とか送らないと。
まってホグズミード一緒に行くってことはドラコの私服見れるってこと？なにそれ最高すぎ。
絶対ファッションセンスありまくりじゃん。倒れないようにしなきゃ。
それにハロウィンの仮装とか絶対かっこいいじゃん。なにになるのか分かんないけど。
あー今日寝れないなこれ。頭の中ドラコでいっぱい。
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作者名：ちるあ | 作成日時：2022年5月15日 23時
