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♡♡♡
まじでドラコ一筋。これって最強？
てか話す時緊張しなくなったよね。今までは言葉が詰まって上手く話せなかったのに。
まじで私成長したな〜。
………ん？まって。私今までドラコに1回も名前呼ばれたことない。
大体お前 か おい で呼ばれてる。
これって全然成長してなくね？あー危ない乙女ゲーだったらセーブなしでこのまま告白イベいくところだった。
そんなことを考えているといつの間にか授業が終わっていた。
やばいなにも聞いてなかった。
まあいっか。次の授業でがんばろ。
次は変身術だっけ。マクゴナガル先生ってかわいいよね。私すき。
ていうか先生みんな好き。だって優しいもん。
スネイプ先生は優しくないってみんな言ってるけど私はただのツンデレにしか見えない。
いや、ツンツンツンデレ？なんなんだろ。
まあとにかくスネイプ先生も好きってこと！
｢るあ、顔がすごいことになってるよ｣
『え嘘、どんな顔だった？』
｢気持ち悪 ｢ちょっと！｣ 痛っ！！｣
ハーマイオニーがロンの肩を叩く。
えっ、そんな気持ち悪い顔してた！？
なに私って顔に出やすいタイプなの？
｢気にしなくていいよ｣
『ふふっ、ありがと〜』
ハリー優しすぎね。輝いて見えるよ。
そう思っていると突然、ドンッという音と同時に肩の痛みを感じた。
その衝撃で厚底を履いてたこともあり、少し体がよろけた。
｢るあ、大丈夫？｣
『大丈夫、ごめん』
よろけた体をハリーが支えてくれた。
｢あら居たの？気付かなかったわ｣
そう言いながら笑っていたのは女子3人組のスリザリン生だった。
あ、フラッシュバックした。
小学生のころの記憶で私がいじめられてたとき。
｢あなた達は謝ることが出来ないの？｣
｢おいおい、やめとけよ…！｣
ロンが止めようとするけど、ハーマイオニーは聞かなかった。
このままじゃ喧嘩になっちゃう。怖い。
｢なによ、謝るのはそっちでしょ？｣
｢はぁ？意味がわからないわ｣
意味不な事を言われて呆れてるハーマイオニー。
あー、似たようなこと言われたなぁ。
私は今すぐここから離れたくてハーマイオニーの腕を掴みながら言った。
『ハーマイオニー、もう行こ』
｢…そうね、時間の無駄だわ｣
そう言い3人組の前を通り過ぎようとしたときに耳元で言われた。
｢覚えときなさいよ｣
古い台詞を吐き捨て3人組は去っていった。
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作者名：ちるあ | 作成日時：2022年5月15日 23時
