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♡♡♡
｢外で、何か動いてる…｣
えなにまってくそ怖いんだけど。
ねえホラー系は見る専なんだけど。体験は求めてない。
｢誰かが…乗り込んで来るみたい…｣
おいまじかよ帰れよ。
まってなんか寒くね？ちょ、怖すぎてちびりそう。
急に息が白くなり、段々と周りが凍っていく。
しばらくみんなが黙っていると、黒い影がゆっくりと近付いてきた。
あれなに？幽霊？だったら怖すぎなんだけど。
てかこっち来てない？まって開けてきやがった。
ねえ怖い。たすけて。寒いよ。
未確認生物はハリーを見ると、なにかを吸い取ろうとしていた。
その時、いつの間にか起きていたルーピン先生が未確認生物に向かって杖を構えていた。
そして未確認生物は消え、汽車は元通りになった。
安心してハリーの方を見ると気絶していた。
ハリーが起きるまでしばらく待っていると、ようやく起きたみたいだった。
『ハリー大丈夫…？』
｢食べるといい、気分が良くなる｣
そう言いながらハリーにチョコを渡す。
えチョコ食べると気分よくなるの？初耳なんだが。
｢な、なんだったんです？今のは…｣
｢ディメンターだよ、アズカバンの看守さ｣
へー、看守なんだ。なんか納得だわ。
でもあれは怖すぎるよ。もうちょっとかわいいやつにしよ。
｢私は運転手と話して来なければ｣
ルーピン先生は立ち上がってコンパートメントから出るときにまた言った。
｢食べて、元気になる｣
おぉ、ゴリ押しじゃん。でもくそ優しかったね。
リアコしそう。しないけど。でもイケおじっていいよね。
｢僕どうなったの？｣
｢君、硬直してたんだよ…ひきつけでも起こしたのかと思った｣
それな、気絶したときびっくりしちゃったよ。
まじ軽く5年は寿命縮んだね。
｢で、君達はどうだった？気を…失った？｣
｢ううん、でも妙な気分…楽しい気持ちになれそうにない｣
私達はホグワーツ城に着くまで少し暗い雰囲気のままだった。
それからホグワーツ城に着き、大広間に集まった。
今は変な合唱を聴いてる。リズムはすきなんだけどね。歌詞が意味不。
合唱が終わり拍手をすると、ダンブルドア先生が前に出て話す。
｢初めにR・J・ルーピン先生を紹介しよう。空席だった闇の魔術に対する防衛術の担当をしてくださる…ルーピン先生じゃ！｣
拍手の中、ルーピン先生は立ち上がってお辞儀をする。
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作者名：ちるあ | 作成日時：2022年5月15日 23時
