君が君じゃなければいいのに KS (ページ47)

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44:お嬢様の幸せとは-KS- ページ47

KSside

LH「ギョンス…ちょっと、」

KS「…なんでしょう、」

イーシンさん特製の鍋パーティーをしてる、高校生4人。

YX「おいしいですかぁ^^?」

JD「はい、すっごく//!!」←

LN「すごくおいしいんだけど、これ何ですか?」

YX「ああ、それはてづくりの豆腐なんですけどぉ、「「おー!!」」…大豆だけじゃつまんないから、作る時にお肉とか野菜とかチョコレートとか(?)もまぜたんですよぉ」←

BH「…え、それもはや"豆"腐じゃないよね、(苦笑)」

LN「…あと、その作り方でなぜここまで美味しくなったのかが知りたい(苦笑)」

…なんて、すごく賑やかな中で明らかに元気の無いお嬢様。

LH「ジュンミョンから聞いた…お前、

ベッキョンくんの言葉がお嬢様の本音なことくらい分かってるだろ、?」

…、

KS「"本音"なんて…本人ですら分からないものです、

お嬢様は私とずっと一緒にいすぎたせいで、それでいて…罪悪感を抱いておられるせいで、きっと若気の至りというものをなさっているのです」

自分を迎えに来てもらってからその足でお嬢様をお迎えに上がったら、

BH"Aの好きな人は、ギョンスヒョンただ一人なんだから!"

…なんて声が聞こえて。

一瞬、ドキッって胸が鳴って、

だけど…すぐにそんな考えは無くなった

今言ったように、お嬢様はまだ高校生だから

きっと一時の感情でそんな気持ちになっていらっしゃるに違いない

…僕に気があるなんて、そんな訳ないし。

第一あれはベッキョンくんの勘違いなんだし。きっとそうだ。

LH「…でも、

お前は本気なんじゃんか」

KS「…っ、お嬢様の幸せが最優先ですから、それを壊すなんてことできません。」

そっと高校生達の方を見やると…

やっぱりお嬢様は、笑ってらっしゃるけど空元気だ。

…かといって、今日は僕もまともに話せそうになかったから

ベッキョンくんに無理に泊まってほしいと頼んだ。

ベッキョンくんも同じように気まずいのか、ジョンデくんとソニョンさんも誘って

LH「…俺は応援するけどね、」

KS「…、」

LH「別に執事とお嬢様が結婚しちゃいけないなんて法律無いしさ。

まあ俺もお前と同じで、お嬢様の幸せ一番に願ってるから。」

"お嬢様の幸せ"…、

LH「俺はその"幸せ"を考えた上で、こう言ってるんだからな、」

もう…僕はどうしたらいいの、?