42:気づけなかった"我慢" ページ45
CY「お久しぶりですAさん、以前は本当にありがとうございました^^」
「いえ、お気になさらず」
BH「なあ、誰?」
ベッキョンくんが少し不機嫌そうに私をつついてきた
「だいぶ前に雨がすごい日あったでしょ、あの時に傘をお貸ししたチャニョルさん」
BH「へー…」
CY「こんにちは、PCY財閥のチャニョルと申します^^」
え…
「PCY財閥の…御曹司様ですか?」
CY「まあ…一応、(苦笑)」
やっぱり…良家の方だったんだ、
CY「その隣の方は、彼氏さんですか?」
「いえ、幼馴染みのベッキョンくんです」
BH「…こんにちは、」
CY「こんにちは、」
しばらく妙な沈黙が続いて、
それを破ったのはチャニョルさんだった
CY「あの…Aさん、」
「はい、」
CY「お見合いとかってされたことあります?」
「いえ、まだ17歳なので…」
CY「なら僕と1個違いですね、
僕なんて、いかがですか」
"僕なんて、いかがですか"…
ボクナンテ、イカカデスカ…!?
「え、えーっ!?」
BH「ないないない!!」←
突然の爆弾発言に、ベッキョンくんと顔を見あわせて驚いた
CY「返事は明日でも一年後でも、Aさんのお好きな時でいいですから。
…あなたが好きです、ほんとに心を奪われました。親の力を借りるつもりはありませんから、Aさんがお嫌でしたら断って頂いて全く問題ありません。
…では僕はこれで、^^」
私に名刺を渡して、行ってしまったチャニョルさん
BH「なあっ、断るだろ?断るよな!?」
うん、断るに決まってる。
…って、言えないのはなんでだろう
BH「なんで黙って…っ
お前はギョンスヒョンが好きなんだろ!?」
「…っ!!な、なんで…っ」
BH「バレバレなんだよ、っ気づいてないのギョンスヒョン本人くらいだし…」
そんなに…分かりやすかったんだ、私。
BH「あの、ヨーダみたいなやつ「チャニョルさん、」あーそうそうチャニョルのことは、断れ。」
「だってギョンスのことを好きでいたって…」
結ばれる可能性は限りなく低いのに、
BH「…んなの…っ」
「え…?」
BH「そんなのずるいじゃん!!」
ベッキョンくん…?
BH「俺は…っ、俺はAがギョンスヒョンのこと好きだからと思って…っ
告白しなかったんだから、っ何年も我慢してたんだからなっ!!」
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作者名：そるぶりー | 作成日時：2017年10月6日 23時
