君が君じゃなければいいのに KS (ページ36)

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33:家庭教師は良き相談相手ページ36

ギョンスの熱も二日後にはひいて、やっとギョンスとの日常が戻ってきた…けど、

MS「わぁ♪お嬢様、全問正解でしたよ!

今日はこのくらいにしましょうか、飲み物もらってきますね^^」

こうして家庭教師のミンソクに勉強を教えてもらう時だけは、ギョンスも自分の勉強をするために自室にこもる

ミンソクは家庭教師と言っても、普通に使用人としても働いてるからすっかり仲がいい

年上と思えないほど童顔で、ルハンなんて自分も絶世の美男(?)なのに、すっかりミンソクのかわいさに夢中(変な意味じゃなくて←)

勉強中はいっぱい褒めてくれて、勉強が終わったあとは、いつも楽しい話をしてくれて…こんなお兄ちゃんがいたらいいな、なんて

MS「戻りましたよー、イーシンさん特製の…題名なんだっけな…とにかく、ホットミルクに、隠し味で３滴ほどオレンジジュースを垂らした飲み物だそうです」

…何それ(苦笑)

ちょっと飲んでみたけど、普通にホットミルクだけどな…←

「ねぇミンソク、

…ちょっと相談していい?」

MS「ええ、なーんでもどうぞ^^!」

ミンソクは真面目で口が硬いし、頭もいいから相談相手にはうってつけ。

「…男の人って、どんな女の子が理想なのかな」

さすがに男の人＝ギョンスであることは隠したけど…

一瞬目を丸くしたミンソクが、すぐに"うーん…"とうなりだした

MS「難しいですねぇ…でも、

お嬢様がA様である限りは大丈夫だと思いますよ^^?」

私が…私である限り?

「どういうこと?」

MS「例えば、器用さで言うと…お嬢様が器用な女の子だったにしても、不器用な女の子だったにしても、お嬢様がA様であるという事実が、ギョンスくんにとっては重要なのですから。」

…なんか難しい←

…ってあれ、なんか今のセリフひっかかる…なんでだろ(汗)?

MS「でもまあ、どうしてもとおっしゃるなら料理をお覚えになったらいかがですか?」

「料理?…イーシンに教わろうかな、」

MS「いいですね^^ただギョンスくん自身、相当料理が上手ですから…お嫁さんになって毎日作るには頑張らないといけませんよ(笑)?」

「お、お嫁さんって、別に私はそんな(焦)

…って、あー!!さっきから"ギョンス" "ギョンス"って…私一言も言ってないのにっ///」

MS「ふふふ(笑)」

ミンソク…完全にばれてる(焦)←