君が君じゃなければいいのに KS (ページ31)

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28:救世主ベッキョンページ31

女の子達の言葉が頭の中でこだまする。

…冗談で言ってるんだ、仕方ない、確かにこんなに素敵な執事たちにお世話してもらえる私は恵まれているんだろう

だけど…、だけど、

あの事故は私とギョンスにとっては最悪の過去で

あれが無かったら、そう何度考えたことか…っ

その時、耳に暖かい感触がして

ルハンが後ろから手を当てて塞いでくれていた

もちろん女の子達の会話は普通に聞こえてくる、ルハンの抑え方は優しくて音がシャットアウトされるはずもない

だけど、すごく安心できた。

そうなんだけど…

BH「…ちょっとお前ら、」

「ベッキョンくん…?」

BH「なんだよそれっ、Aがどんな気持ちで聞いてると思ってんだよ!!?」

ベッキョンくんが、いつもの明るい姿からは想像出来ないような怖い顔をして女の子達に迫って行った

「えっ、待っ…ジョンデくん、ベッキョン止めて「止めなくていいと思う。あの子達は一番言っちゃいけないこと言ったから。それにベッキョンは…あ、これは言えないや」

…?これは言えないって…どういうこと?

BH「あーっ、まじ腹立つ!!」

お昼ご飯の時なっても、ベッキョンくんはずっと怒っていた

LH「申し訳ございませんベッキョンくん、」

BH「いやいや大丈夫!…ルハニヒョンは執事の立場だからなかなか言いにくいだろ?」

「…ありがとう、ベッキョンくん^^嬉しかった、」

顔を見てお礼を言ったらベッキョンくんの目がまん丸になって、

BH「あ…っ、いやっ、いいって全然大丈夫//!!」

LN「…ぷっ(笑)ベクもなかなかやるわねぇー(笑)」

慌てたような口調になって、ソニョンちゃんとジョンデくんはケラケラ笑っている

不思議に思ってルハンを見上げたら、ルハンも笑っていて

「ねぇどうしたの皆??」

きょとんとしている私を見てまたベッキョンくん以外の皆が笑う

…何なんだろう(汗)??