君が君じゃなければいいのに KS (ページ23)

今日:8 hit、昨日:7 hit、合計:44,087 hit

20:二人きりの帰り道ページ23

「あ…雨、」

いつものように7時間目の授業を終えて、ギョンスと二人で校門に出ると突然降り出した雨。

私傘持ってない…

その時、

LN「Aーっ、」

「あ、皆!!」

3人がわーっと走ってきて

JD「傘ある?急だったから無かったら言って!」

BH「ジョンデとソニョンさ、普通の傘と折りたたみのと二個あるんだってー俺はジョンデに入れてもらうから、二人使いなよ！」

傘を貸すと言ってくれた

良かった、貸してもらえ「ありがとうございます^^でも、大丈夫ですよ。余ってる分はベッキョン君に貸してあげてください」

「ギョンスあるの?」

KS「朝の気圧が…雨が降りそうでしたので、」

ちゃんと折りたたみ傘を2本出してきたギョンス

…すごい(汗)

JD「なら良かった、てかギョンスヒョンすごいよなー学校いってないのにものすごく頭いいし！」

KS「一応通信制の高校には通わせて頂いておりますので…でも3人とも、お心遣いありがとうございます。ほらお嬢様、」

「ほんとにありがとう、」

LN「いいよー、じゃあねA、ギョンスさん!!」

BH＆JD「「ばいばーい」」

「ばいばい!」

KS「さようなら、^^」

三人とも逆の方向だから寂しいけど…ギョンスと二人きりなのは嬉しい

「ギョンス」

KS「はい、」

「…呼んでみただけ」

KS「何ですかそれは…(苦笑)」

「ふふっ(笑)」

杖と傘を一緒に持つのは難しいし、雨の日は気持ちからくるものなのか体力が落ちてるような感覚になる

「ギョンス…、はぁ、ちょっと止まっていい…?」

KS「分かりました。…すいません気付かずに、」

「ううん」

あまり迷惑にならない道の端で休んでいると、…周りの人達の視線が痛くて恥ずかしい。

ギョンスまで私のせいでそんな思いしてるんだよね…

いつもいつも付き合わせて申し訳ない

その時だった。