侑くんのファン辞めたい。2 【角名倫太郎/宮侑】

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角名side






治｢...なぁ、角名｣




角｢...なーに、｣






休み時間。




何となくスマホをいじってる俺に話しかけてきた治。









治｢...侑とAちゃん...別れたらしいで｣




角｢...は？、｣









なんだよそれ。




まさか、侑が遊んでたを振ったのか...？


そんなのAさんの気持ち考えてんのかよ。ふざけんな。




　


治｢...振ったのはAちゃんやから安心し｣




角｢...俺は何も言って...｣




治｢顔にまんま書いてるわ｣






...顔に出るとか、どんだけ焦ってんだ俺。









角｢まぁ、...2人が別れたところで、俺には何も関係ないけど。｣









治｢...早よ素直になれや｣








角｢なんのこと...？｣









治｢...っ好きなんやろ...Aちゃんのこと｣








角｢...っ、だったら何。｣








治｢...ははっ、あっさり認めたな｣












でもさ、




...好きな人が、必死に自分の恋に協力しようとしてくれてるだよ。


...俺の幸せを考えてくれている。






その優しさが...すげぇ辛いよ。








治｢お前の気持ち...そのまんまにするんか？｣







角｢...そうだよ、伝える気は...ない。｣








伝える気はない なんて言って、








俺の気持ちは、


...今にも溢れそうだよ...。

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