侑くんのファン辞めたい。【角名倫太郎/宮侑】

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こうして始まった






私と侑くんの(仮)恋人勝負。









今日は朝練が無いため、






早速朝から一緒に登校しようってことになった。









侑｢Aちゃん、おはよー｣







『おはよ』






侑｢んじゃ、行こか！｣






『う、うん！』








当然ながら私達の通る道には、




稲高生も沢山いる。









侑くんと一緒に登校とか、


女子の視線が痛い...。









女生｢え、侑くん？！女の子といるけど彼女かな？！｣






女生｢えー、めっちゃショックなんやけど...｣







ほら！！





3年生に強烈な先輩が侑くん好きって聞いたことあるし...、、何もされないといいな。








侑｢...Aちゃん、何かあったら絶対教えてな｣







どうやら、侑くんにも聞こえていたみたいだ。








『うん、でも大丈夫だよ』






侑｢わからんやろ、女って怖いんやで｣






『わ、分かってるよ、私女子だし！』







侑｢俺な、前告られて振ったらビンタされたからな｣






『え、それは怖すぎ』








侑｢やろ？...ほんま気をつけてな｣









さすがにビンタは...あかんやろ。

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