あの日の貴方と今日の貴方【孤爪研磨】 (ページ6)

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6.再会ページ6

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＿＿＿放課後＿＿＿＿

｢水瀬ー！こっちこっち！｣

犬岡に呼ばれてそこに行くと
トサカ頭の背の高い男の人がいた

｢君が見学に来たって言う1年生？｣

『あ、はい！水瀬Aです。』

｢来てくれてありがとうね、俺は黒尾鉄朗。バレー部の主将デス。｣

『黒尾さん！よろしくお願いします』

｢可愛いオジョーさん連れてきたね、犬岡。｣

｢はい！｣

黒尾さんって、女慣れしてるのかな…

犬岡も元気に返事するんじゃないよ

｢とりあえず中に入って、みんなに紹介するよ｣

『わかりました』

黒尾さんに案内されながら体育館に入った

｢今日マネージャー志望の1年生が来てくれたからな～、みんな挨拶しろよ～｣

『は、初めまして！犬岡と同じクラスです！水瀬Aって言います！！』

｢初めまして。海信行って言います。｣

｢おおおおおお！ついに！音駒にも…マネージャーが、、！？｣

｢おい虎！ビックリさせちゃうだろ！俺は夜久衛輔。よろしくな！｣

｢灰羽リエーフです！｣

｢芝山優生です！！！｣

皆がわちゃわちゃと挨拶をしてくれた

、、、、、、

ただ一人を除いては

｢こら研磨、挨拶しなさい！｣

…え？

｢孤爪研磨…｣

『…！？』

今、孤爪研磨って言ったよね？

｢ごめんね水瀬チャン。こいつ人見知りだから｣

孤爪研磨を名乗るその人は
名前を言った後に逃げてしまった

『あ、いえ…！大丈夫です』

たまたま同姓同名なだけかもしれない

しかも私の知っている研磨は黒髪だったはず

でも研磨、クロっていう友達居たよね

もしかしてそれって黒尾さんだったり…

それに

あの顔つきもあの雰囲気も

うん。

間違いなく、あの研磨だ