肆 ページ35
あまりの速さで避けきれず、体に命中してしまった。
貴『ぐはっ…』
何部屋も先の方へ吹き飛ばされた。もう猗窩座が見えない所にいる。
どこへ行った？また逃げられたのか？
ダメだ、立てない。杏寿郎、私もう立てないよ。
傷口が痛くて力が出ない。
どうして私は女に生まれちゃったのかな。
杏寿郎みたいに心も強くない。
私なんかじゃ、やっぱりあの鬼には勝てないよ。
すると、後ろから何かに包まれている事に気がつく。
杏寿郎の羽織が、私を包んでいる。
＿＿＿＿あと少しだ。頑張れ。
Aならきっとできる。
自分を信じろ＿＿＿＿
呼吸を整えると力を振り絞り、立ち上がる。
足に力を入れ、一気に踏み込み、猗窩座の元へ向かっていく。
どうやら猗窩座は下の階へと向かっていったようだ。
下へ向かうと、炭治郎がいて、猗窩座となにか話していた。
猗「杏寿郎はあの夜死んで良かった。ともするとあれ以上強くなれなかったかもしれない。
人間のままで居たがるような下らぬ価値観を持っていたし」
何を言っているんだ、こいつは。
怒りが込み上げてきたのは私だけでは無かった。
炭「何だと？お前、お前はもう黙れ。煉獄さんのことを喋るな。」
しかし猗窩座は止まらなかった。
猗窩座は弱者を忌み嫌い、見ているのも耐え難いという持論を言い放った。
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明朱(プロフ) - シャリファさん» 観賞用のみでしたら、可能です！転載などは不可です、ごめんなさい！ (2022年10月15日 1時) (
レス) id: 7877c5d22d (このIDを非表示/違反報告)
シャリファ(プロフ) - 初コメ失礼します！作品とても感動いたしました！絵めっちゃ上手ですね！見るだけなので保存してもよろしいでしょうか？ (2022年10月14日 22時) (レス) @page42 id: d94d66ff3c (このIDを非表示/違反報告)
明朱(プロフ) - まゆゆさん» ありがとうございます!笑笑楽しんでいただけてよかったです！ (2021年7月30日 0時) (レス) id: 7877c5d22d (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆ(プロフ) - 作者様に泣かされたぁぁぁぁぁ（泣）良い話過ぎる! (2021年6月19日 1時) (レス) id: b7969430ca (このIDを非表示/違反報告)
明朱(プロフ) - 猫築かなめさん» そんなに言って貰えると本当に嬉しいです。作品作り、頑張ってください！ (2020年8月21日 1時) (レス) id: 7877c5d22d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明朱 | 作成日時：2019年10月2日 20時
