双子。【煉獄杏寿郎】

壱 ページ32

柱になって初めて全員集まる柱合会議に呼ばれたA。



御｢A。今日からよろしくね。｣



貴『はい。』



御｢では、柱合会議を始めるよ。｣





＊





柱合会議が終わると、Aは自宅に帰った。



貴『ただいま』






＿＿＿＿＿｢よく無事で帰った！！｣__________





私の中ではまた兄がそう言った気がした。


帰って手を洗うと、仏壇の前で線香を上げて手を合わせる。




貴『みんなそれぞれ頑張っているみたい。



私ももっと頑張らないと。



杏寿郎が守ってくれた子達は私がきっと守るから。



だから、見守っていて。』




私は柱合会議で知った内容を杏寿郎に報告した。


仏壇の前で兄に報告をする。



もしいつ最後の戦いになっても、私は後悔しない、そう胸に刻んだ。




＊




夜中、突然に緊急招集がかかった。


産屋敷邸に無惨が出現したのだ。


御館様は己と妻子ごと屋敷を吹き飛ばし、無惨に攻撃をしかけていた。


そして着く頃には見たことの無い女の鬼が無惨らしき鬼に何かを埋め込んでいた。



隙を見て悲鳴さんが無惨の首を吹き飛ばしたが、勿論無惨は死なない。



全員一斉に無惨に技を出した瞬間、足場が無くなり、落ちていく

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