・ ページ8
Aは茂みの中にいた風見を無理やり引っ張り出してきた。
「風見もサッカー、やろ」
「ちょ、ちょっと待って、Aちゃん。おじさんは遊びに来た訳じゃないんだ」
すると、Aはわざとらしいくらい頬を膨らませる。
「風見の意地悪」
「えっと、どなたですか…?」
光彦がコナン以外の全員が思っていることを代表して言った。
「このメガネは風見だ」
「もっといい紹介の仕方をしてくれ…」
風見はAのこっそりと監視を頼まれていたが、バレてしまったのでベンチに座って観ることにした。
時刻が5時を回ると、みんな解散してAは風見に連れられて家に帰ることにした。
風見と手を繋いで歩いているAだが、疲れているのか歩くのも遅く、ウトウトとしだした。
「眠いのか?」
「うん…ねむたい」
Aの脇に手を入れて抱き抱える。しばらくするとすやすやと眠ってしまった。
降谷の自宅に着くと、風呂に入っているようだった。
「降谷さん、Aちゃん公園で転んで砂だらけなのでお風呂に入れさせてください」
「服を脱がせて入れてくれ」
風見はAの服を脱がせると、驚いた。
そして、かなり前につけられた思われる傷跡が身体中にあった。
「降谷さん、あとはお願いします」
風呂場にAを入れ、扉を閉めた。
869人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヴァイオレット(プロフ) - 作品とっても面白かったです!お疲れ様でした! (2023年1月18日 19時) (レス) @page33 id: 5d40b73d38 (このIDを非表示/違反報告)
明朱(プロフ) - 明里香さん» ありがとうございます!直しました! (2023年1月4日 22時) (レス) id: 08199dcf3a (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 役10年じゃなくて、約10年です。 (2023年1月4日 16時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明朱(プロフ) - 冬眠。さん» ありがとうございます!多忙ですが、ぼちぼち書いております! (2022年12月28日 22時) (レス) @page20 id: 08199dcf3a (このIDを非表示/違反報告)
冬眠。(プロフ) - めちゃめちゃこの小説好きなんです…‼更新待ってます‼‼ (2022年12月27日 21時) (レス) @page19 id: 4f6fc34427 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:明朱 | 作成日時:2022年5月17日 19時