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「Aさんはよくここに来ますよ」



胡蝶の言ったように、蝶屋敷に来る度Aはそこにいる。
炭治郎たちといたり、蝶屋敷の奴らといたり、妹のところにいたり。
Aと話せることは、たまにしかない。



「Aは、どうして任務に行くんだ」


「…そんなこと、気になるんですね」



俺がAと話している時に聞いてみると、驚いていた。気にならない理由がないだろう。
Aは困ったような顔をしながら、任務に行く理由を話してくれた。



「まあ…簡潔に言ってしまうと、任務になれるため…です」
 

「…なれるため…」


「私は怖くなってしまって隠になったんですが、このままでは駄目だと思って」



だから任務に行っていたのか。怖い、それでも任務に行こうとすることは、すごいこと…なんだろう。
いつかAが隊士として戻る日を応援するしかできないのが、悔しくも思う。



「…頑張れ」


「…はい!ありがとうございます」



必ず隊士に戻れる保証はない。言葉を伝えるのは苦手だが、この言葉でAがそんなに嬉しそうに笑うなら、何回でも伝えてやりたい。
俺は応援している、頑張れ、頑張れと。

陸→←肆



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義勇と杏寿郎推し - むっ!これは完結か?よもや、よもやだ!初めましてだな!煉獄杏寿郎だ!これからも心を燃やして頑張れくれ!じゃあな! (2021年8月4日 7時) (レス) id: 2a3c5f3e4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わたあめ | 作成日時:2021年6月27日 20時

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