拾漆 ページ18
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「A、話があるんだが」
「冨岡さんこんにちは。話ですか?」
その場には胡蝶や炭治郎たちもいたが、Aに話しかけた。
どんな顔をするのか、少しワクワクする。
「俺と共に来てくれ」
「…?はい、どこにでも行きますよ!」
「冨岡さん、ちゃんと言葉にしないと伝わりませんよ」
その通り、Aには伝わっていない。
俺の屋敷に住もう、そういえばいい。
頭ではわかっているのに、心臓がドクドクと今までで一番激しく動いている。
「A、俺と…俺の屋敷に住もう」
そう伝えると、Aはキョトンとした顔から目に涙を溜めた。
なぜ泣くのかわからないが、どうしたらいいんだ。
「…A、俺の屋敷に来るのは嫌か?」
「嫌なわけ、ないです!嬉しくて…」
そう言ったAは口元を押さえた。
嬉しい、喜んでくれているってことだよな。
これで俺はAとずっと一緒にいられるんだな。
「これからは、ずっと一緒だ」
これでいつでもお前を守れる。
また、失うなんてことはごめんだ。
いつまでもその笑顔を絶やさないように
俺がお前を守るから。
Fin───
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義勇と杏寿郎推し - むっ!これは完結か?よもや、よもやだ!初めましてだな!煉獄杏寿郎だ!これからも心を燃やして頑張れくれ!じゃあな! (2021年8月4日 7時) (レス) id: 2a3c5f3e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わたあめ | 作成日時:2021年6月27日 20時