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拾陸 ページ17





「Aはいないのか…?」


「あら、Aさんなら任務に行きましたよ」



基本的にAは胡蝶の屋敷にいる。
そのため会いに来ようとしても、度々任務で会えないということが多い。



「今日は任務だったのか」


「冨岡さん、わざわざAさんに会うのにここまで来なくてもいいんじゃないですか?」



…どういうことだ?
胡蝶はここに来なくてもいいんじゃないか、と言ったが…。


Aがいるのは基本的にここじゃないか。
ここに来ないでどうAに会うんだ。



「…はあ。わからないんですか?つまり、Aと屋敷に住めばいいじゃないですか」


「俺とAが…」



それは考えていなかった。
Aはずっと蝶屋敷にいるんだと思っていた。
一緒に住めばもっと彼奴を知れる、守れる。



「考えていなかったんですか…。そんなんだから皆に嫌われるんですよ」


「…俺は嫌われていない」


「Aさんにも嫌われなければいいですね」



ほら、と胡蝶が入口の方を指をしめすと、
Aが「戻りました」とピンピンな姿で戻ってきたところだった。

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義勇と杏寿郎推し - むっ!これは完結か?よもや、よもやだ!初めましてだな!煉獄杏寿郎だ!これからも心を燃やして頑張れくれ!じゃあな! (2021年8月4日 7時) (レス) id: 2a3c5f3e4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わたあめ | 作成日時:2021年6月27日 20時

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