31………ブルーローズ ページ34
「お父さん、大好きだったよ」
ちゃんと、亡くなる前にそう伝えていたらよかった。忙しくてろくに家に帰ってきてなかったから。
A「私も意気地無しだよね」
父の墓、誰にも手入れされず花もいけられてない
A「一番頑張った人なのに」
どうして、誰も父を………………っ……やめよう
A「お父さん」
私、今でも許せないよ。お父さんを傷つけたこの国を
『あら、泣かないの?』
えっ、誰………………ここは私と家族以外入れないはずじゃ…………
A「………………泣きませんよ。こんな所で泣いてられないから」
『へぇ〜随分強いお嬢さんなのね』
A「お嬢さんって………私はもう大人です
(`‐ω‐´)というか、貴方一体誰なんですか?」
『ふふっ…………………A secret makes a woman woman.』
人差し指を唇に当て、妖しげに呟いた
A「女は秘密を着飾って美しくなるもの………」
『そう、だからまだ内緒。また会えるといいわね』
また、会えるのかな。
『good luck』
A「あっ、ちょ!」
結局あの金髪の女性は誰だったんだろ……………
―――――――――――――――――――
A「って言う話しなんだけど……………最後話変わっちゃったね〜って、零君どうしたの!?そんなに落ち込んで…………!」
降谷「いや、ちょっと混乱してる…………」
A「あっ、そうだよね…………」
零君も警察関係者……………国のために働いてるのにこんなこと言って…………
A「ごめんね、零君…………こんな話」
降谷「……………君は、辛くないのか?」
A「えっ?」
降谷「誰にも言わず一人で抱え込んで」
A「うーん、だってここで辛い辛いって言ってても、前に進めないでしょ?」
降谷「相変わらず強いな君は」
A「零君も変わらず優しいよ」
降谷「辛かったら相談してくれ、君の役にたちたい」
A「ありがとう、零君」
ピンポーン
A「あれ、誰だろ?宅配便かな」
降谷「待て、こんな時間に宅配便はおかしいだろ」
A「確かに…………」
ピンポーン ピンポーン ピンポーン
A「し、しつこいね!( 'ω')」
降谷「まさか」
例のストーカ……………なわけ………
A「私見てこようか?」
降谷「いや、君はここに居てくれ」
A「う、うん。わかった」
今の零君の顔怖かったんですけど
激おこプンプン丸だったよ!もしストーカなら零君半殺しにしちゃうかも:( ;´꒳`;):
なんてこったい
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甘宮(プロフ) - さちさん» ありがとうございます。続けれるように頑張ります (2019年3月9日 15時) (レス) id: 95214cc8a9 (このIDを非表示/違反報告)
さち - おもしろかったです。続きがすごく気になりました。よろしくお願いします。 (2019年3月9日 15時) (レス) id: 01fd001c62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:甘宮 | 作成日時:2019年2月10日 17時