大嫌いの花束を【名探偵コナン】

15………パープルヒヤシンス ページ18

A「あら、蘭ちゃん！」

蘭「この前は本当にありがとうございます！コナン君もとっても喜んでいて〜」

A「それは良かったわ〜」

蘭「そういえば、まだお名前聞いてませんでしたよね！すみません、あの時は急いでいて………」

A「いいのよ、別に気にしないで〜私の名前は花宮Aです。25歳でここの副店長をやってます」

「ウソォ！？25歳！？アルバイトだと思った…………」

ほえっ？

蘭「ちょっと園子！失礼だよ！あ、あの、別にそういう意味で言ったわけじゃ………」

A「あら〜現役女子高生に若いって言われると何だか嬉しいわ〜」

園子「うわ〜天然、こりゃ確かに惚れるわー」

A「えっ？」

蘭「実は、最近うちの学校で噂になってるんです。近くのガーデンショプでとっても可愛い店員さんが働いてるって」

あぁーそういえば最近高校生のお客様が多いなーと思ってたけど……………えっ！？みんな春ちゃん狙いじゃないの！？

蘭「私達も気になって来ちゃったんです、まさかAさんとは思わなくて………」

A「あら、そうなの？その制服って…………確か帝丹高校よね？」

蘭「知ってるんですか？」

A「私そこのOBなの〜」

園子「えー！そうなんですかー！？」

A「そうそう、懐かしいな〜その制服私も着てたもん〜」

園子「(えっ、今でも着れそう…………)」

蘭「ほんと偶然ですね〜！」

A「ね〜！こんな所で後輩に会えるとは〜嬉しいわ〜」

園子「(ぐっ、眩しい…………天然が二人もいるとこうも眩しいとは…………)」

A「あっ、そうだ！まだ、貴方のお名前聞いていなかったわ」

園子「蘭の親友の鈴木園子でぇーす！Aさんに質問いいですかー？」

A「いいよ〜」

園子「Aさんは彼氏といるんですか？」

蘭「あっ！わ、私も気になります！」

A「彼氏は〜いないかな」

園子「じゃ、じゃあ気になる人か」

えっ、なに？なんか注目されてる

A「うーん…………あっ、一人…………いるかも？」

園子「どんな人！？」

A「仕事は探偵業をしてる人で……………うーんすごく顔がいい？あとこの前気になる本を見せてくれた人なんだけど………」

園子「イケメン！？きゃー羨ましい！」

蘭「園子、京極さんに怒られるよ〜」

園子「ちぇ〜あっ、その人お店には来るんですか？」

A「たま〜に来てくれるよ。プレゼント用の花を買いに来たり」

カラン

A「あっ、いらっしゃいま……」

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