元ヤン紅一点 (ページ5)

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『また明日ね！』

いつの間にかヤンキーみたいな性格は飛んで行っていた。

それぞれまたねっ！！とか早く寝ろよ。とか何とか言ってた(笑)

部屋の鍵を開けて、中に入るとベットとソファが有り、ソファに腰をかけた。

『あれ、ここに扉がある…』

どうせもっと広い部屋だと思い込み、入ると

『やっぱり！！リビングとでっかいダイニングにキッチン！！！』

夢かよ…！！と女の子なら誰もが夢を見るような部屋だった。

いつか子供と旦那の朝ごはんをここで作れたらなーと独り言を言っていた。

ｶﾞﾁｬ

7個ある扉のうち1つが開いた。

？「広っ！！って」

『え？！准一くん？！』

岡田「Aちゃん？！」

声が揃ったので少し笑った。

『もしかしてさ…』

岡田「この扉も開くんじゃない？」

岡田＆A「開けてみよ！！」

また声が被り笑いが起きた。

ｶﾞﾁｬ

ゆっくりと扉を開けると

？「お前らなんで？！」

岡田＆A「坂本くんだ！！」

坂本「なんで？！はぁ？！」

『落ち着いてよ、リーダー(笑)』

坂本「え、今、リーダーって言ったよね？！」

岡田「落ち着いておっさん！！」

坂本「岡田ぁぁ！！」

岡田「ごめんなさぁぁい！！！」

またさっきのダイニングに戻った。

『めちゃくちゃ最高だよ、准一くん！！(笑)』

岡田「ホンマに楽しいわ(笑)」

そうして自分たちの部屋にまた別れた。