元ヤン紅一点 (ページ34)

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A Aside

今日はスポーツジムでボクシングをして、もうそろそろ終わるかなぐらいの時にジムの会長から呼ばれた。

『はい？』

会長「メンバーさんが待ってますよ？」

『あ、はい！ありがとうございます。』

タオルを持って待っていると言われた所まで小走りした。

『まささん！』

坂本「おぉ、いい汗かいてんね！」

『ありがとう(笑)』

坂本「今日、温泉行かない？」

『いいの？』

まさかの温泉！やばいね(笑)

坂本「Aの予定が良ければ。」

『じゃぁ、行く！』

坂本「じゃぁ、待ってるから。ゆっくりでいいからね？(笑)」

『なんで笑った？(笑)』

坂本「んー？なんとなーく(笑)」

『何それ(笑)』

それから20分後にまささんと街に出た。

都内は多くの人が歩いていた。

その分、バレる可能性が高い。

ハラハラドキドキしながらもまささんはこっそりと私の手を取り、恋人繋ぎをしてくれる。

こういうところが好きなんだよ。

そして大勢の人で賑わっていた街から出て、小道へと入っていった、

本当にここが都内なのかとびっくりした。