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「デート別日にするんじゃ、今日のがなくなっただけやん。なんか他に欲しい」
何か買う奢るとかなんでも言うこと聞くとかじゃアカン。
それやったらお金で繋がってるみたいな感じになるし、単純なやつやとも思われたくない
さぁ、どうするん？流星
「お？おーーん。なんもできることないなぁ
でも、望とずっとくっついてたいな
それじゃ、あかんか？」
あかんくない自分に呆れた。
ーーーーーーーーーー
鳴り止まない蝉の声にとんでもない圧の直射日光。ダラダラと流れてくる汗はただでさえ高い湿気をさらにあげているようで上からシャワーを浴びたくなる
俺ら焼け死ぬど？
多分めちゃくちゃ汗臭いし、ベトベトしとるからほんまはあんまし近づきたくないねんけどそんな気持ちを知ってか知らずか流星は隣に並んでくる
「あちゃーーーー！！！」
シゲはプールの鍵を振り回しながら、叫んでいるがもう、暑すぎて注意する気にもならん
それはどうやら神ちゃんも流星も同じなようでただただ4人でプールまでの道を行く
体育館の隣にあるプールは運動場にも面していて体育用具倉庫やごみ収集場などの2階なっている。
25mが8コースあってそんなに大きいものでは無いが、4人で洗うとなるとそれなりに労力は使うことになる。
サイドはグルっと日除けのサンシェードが設置されているが、プールに入るとそんなんも関係なくなるから最悪だ。
「デッキブラシで一通り洗えばええんやったっけ？」
「おん。高田が言うにはな。
もうほぼほぼコケとかゴミとかも流してるからあとは仕上げに磨いて水で流して欲しいんやと」
「っ……」
流星が襟元で流れ出る汗を拭いながら答えるから喉仏の筋のところが強調されるし、制服のシャツが上に引っ張られて腹チラ状態になってギクッて顔を逸らしてしまった
「望？」
「ん。わかった。頑張れば何とかなりそうやね？」
誤魔化しづらくなって、流星への返事もそこそこに反対側の神ちゃんに声をかける
「うーーん。4人でかぁ
意外と出来んこともないのかなぁ？」
「せめて、あと２,３人居てくれれば安心やねんけどな」
更衣室を横目にスルーしながら階段を昇ってシャワーの前に荷物諸々を置く
掃除が終わったら鍵を返してそのまま帰るからもう帰る支度も済ませてきてる
出来れば、早く終わらして流星と一緒に帰りたい
どっか寄れたらいいのに……
まぁ、そんなこと言ってやらんし、言う勇気もないけど
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茉莉花(プロフ) - 哀さん» ありがとうございます！リアル感を感じてくださるとは嬉しすぎる (9月12日 3時) (
レス) id: c94a7fe177 (このIDを非表示/違反報告)
哀 - はじめまして。どのお話も素敵です…リアル感もあって、好きな文章です…！受け桃がとにかく可愛い、、、読んでいて幸せでした！ (9月11日 21時) (レス) @page39 id: 4a70051e2e (このIDを非表示/違反報告)
カミツレ(プロフ) - ゆいさん» コメントありがとうございます！！普段あんまり褒められないので凄く嬉しいです！！また見てやってください。 (8月7日 9時) (レス) id: c94a7fe177 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 夏×学パロ×青桃って最高です…積極的な青さんたまりません💕更新ありがとうございます！ (8月6日 13時) (レス) id: 127582e3c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カミツレ | 作成日時：2023年6月3日 0時
