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｢流星、今から言うこと本気やからさ｣
｢おん？｣
真正面に座ったものの、ただでさえ照れくさいのに顔なんてまともに見れる訳が無い
｢真剣に聞いてな｣
｢なんなん？なんかあった？｣
｢う、うん？うん。｣
｢何｣
俺がこんなふうに真剣に言うなんて珍しいからかもしれないが悩みや不安を打ち明けられると予想しているのかもしれない
俺の様子から心配するような寄り添うような声色の流星の優しさにキュンとして返答が不安定になる
｢俺、流星のこと恋愛感情で好きやねん｣
｢………？｣
｢えっと、流星？｣
｢……どゆこと？｣
え？どうゆうこともこういうこともないねんけど。
これで伝わらん人おる？結構明確やったで
｢『どゆこと？』とは？｣
｢すまん、言ってる意味がわからん｣
｢せやから、友情とかメンバー愛とかやなくて、流星のこと恋愛感情で好きやねん。俺にとって他の人とは違う特別な存在なの！｣
｢とく、べつ｣
つ、伝わった、かな？
というか、別に理解して欲しいわけやなくて振って欲しいねんけど
流星が俺に恋愛感情がないことくらいわかってるし、吹っ切ることが目的のいわば消化試合やねん
意味とか考えずに断ってくれてええねんけどなぁ
｢望｣
断罪を待つように下を向いて手を固く握っていると名前を呼ばれて上を見る
来るか？
｢そっちやったん？｣
｢は？｣
｢あーー、いわゆるゲイってやつ？なんちゃうん？｣
｢え？い、いや、そーゆーわけじゃ｣
え、気になるとこそこかな
いいんだけど、そんなとこ聞いてこなくて
告白の返事が欲しいだけであって別に恋愛対象とかそういう話じゃないんだけど
てか、はよ振れや！
｢前、彼女おったやんな。好きなタイプとか全部女の子やった気ぃすんねんけど｣
｢彼女は、おったよ｣
｢せやんな
え、いつから？全然気づかんかった｣
｢え？えと、2年？くらい前とか？｣
｢俺、男やねんけど｣
はぁっ！？なんやねんコイツ！
｢知っとるわ！｣
｢せやんな！！……え、なんで俺？｣
まじ何を聞いててん、コイツ
｢さっきも言ったけど、流星は特別やねん。好きなってもうたんやもん、仕方ないやん｣
｢そ、そか、｣
照れるな！！
ちょっと期待するやろ！
｢……�陲舛磴鵑蓮�好きちゃうの？｣
｢す、きやけど、恋愛感情とかでは無い
メンバーとしては好きやし、お兄ちゃんみたいな感じ、流星とはちゃうよ｣
｢あんなにいつもくっついとるのに？｣
｢それとこれとはまた別やろ｣
｢そうか？｣
｢ずっとくっついてたり、甘えたりすることが好きとはならんやろ？｣
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茉莉花(プロフ) - 哀さん» ありがとうございます！リアル感を感じてくださるとは嬉しすぎる (9月12日 3時) (
レス) id: c94a7fe177 (このIDを非表示/違反報告)
哀 - はじめまして。どのお話も素敵です…リアル感もあって、好きな文章です…！受け桃がとにかく可愛い、、、読んでいて幸せでした！ (9月11日 21時) (レス) @page39 id: 4a70051e2e (このIDを非表示/違反報告)
カミツレ(プロフ) - ゆいさん» コメントありがとうございます！！普段あんまり褒められないので凄く嬉しいです！！また見てやってください。 (8月7日 9時) (レス) id: c94a7fe177 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 夏×学パロ×青桃って最高です…積極的な青さんたまりません💕更新ありがとうございます！ (8月6日 13時) (レス) id: 127582e3c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カミツレ | 作成日時：2023年6月3日 0時
