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朝のSHRが始まり出席を簡単に確認すると、黒板に何か描き始めた原田。
田中「今から職業体験の希望調査を行います」
そう言うと、プリントが配られる。
原田「え〜 古着屋さん 工場 お弁当屋さん 電気屋さん そして…探偵 」
江口「探偵？ 探偵って何やんの？」
原田「探偵は探偵じゃない！」
波賀「えっ マジ？ あの探偵？」
田中「そう その探偵」
堀江「どこにする？」
A「お弁当屋さん お零れ貰えるかな…」
小松「貰えないでしょ〜」
堀江「第2希望は？」
A「…探偵？」
小松「なんて面倒くさそうな…」
堀江「えー、探偵面白そ〜」
A「ね、里見先生たち担当だし 依頼とかペット探しぐらいしか無いだろうし？」
小松「ペット探しは私無理だー」
堀江「え、いけるいける！」
田中「ちゃんと第2希望まで書くように 書いたらすぐ回収するからな」
「はーい」
そう言うとAは、第1希望の欄に"手作りお弁当 おかあ"と書いた。
(ま、別にどこでもいいんだけど)
−−−−−−−−−−−
職場体験当日。
原田「ここね」
魚住探偵事務所が見え、足を止める原田達。
原田はシャーロック・ホームズをイメージしているのだろう、サングラスにちょび髭 探偵帽子を被っていた。
田中「気合い入ってんなあ」
A「一周まわって、注目浴びない……のか？」
里見「ふーん、なるほど…」
A「あ、多分違うと思います…すみません」
何気無く呟いたAの言葉に、感嘆の声を上げていた里見。
Aの受け答えに、眉を寄せてムッとしていた。
そんな彼女を見て、川崎たちの方にすっと移動するA。
川崎「東条も探偵とか好きなの？」
東条「いや…… っていうか何でお前らもこれなの？」
川崎「面白そうじゃん」
堀江「結衣とAが行くから」
川崎「ね〜」
東条「そういえば佐倉、探偵に移動してたな」
A「運動部男子には負けるよ…」
苦笑いを浮かべるAに、同情の目を向けるような東条。
若林「全員でこれだけなの？」
里見「人気ないですね」
田中「ちょっと聞こえるんで言わないでください」
田中の胃が明日は痛くならないことを祈っておくA。
原田「皆行くよ！」
原田の掛け声で魚住探偵事務所に向かう一向。
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みゆ(プロフ) - 面白いです！ (2019年8月16日 17時) (
レス) id: ac6a0b0971 (このIDを非表示/違反報告)
寝無美 - 凄く面白いです!!落ちは東条でお願い致します! (2019年6月7日 19時) (レス) id: 8bf3196fdf (このIDを非表示/違反報告)
里雨(プロフ) - 愛美さん» 返信遅くなってしまい申し訳ございません… 面白いと言って頂き光栄です！落ちもそろそろ考えていかねばと思っております… 貴重なご意見ありがとうございます！ (2019年5月19日 23時) (レス) id: 88d0c2e838 (このIDを非表示/違反報告)
里雨(プロフ) - めいさん» 返信遅くなってしまい申し訳ございません… 。楽しみにして頂けるなんて光栄です…！里見先生との絡み 不自然にならぬよう、頑張りたいと思います！ (2019年5月19日 23時) (レス) id: 88d0c2e838 (このIDを非表示/違反報告)
愛美(プロフ) - 読みました、とても面白かったです。おちは明智くんが良いです。 (2019年5月16日 18時) (レス) id: 337efc6262 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：里雨 | 作成日時：2019年4月21日 17時
