陸話目 ページ7
中島が「殺されかけた」理由を云っている
それはどうやら鶴見川？でふらふらしていたら
後ろに虎が居たらしい
「彼奴、僕を追って街まで降りてきたんだ！
空腹で意識は朦朧とするし何処をどう逃げたのか」
敦は声を荒げて云う
まるで何かから逃げたいというように
「それ何時の話？」
太宰が問う
そう質問するのも無理はないと思うだって
食べ物に飢えていると思われている虎が目の前の獲物を
襲わないで済むのだろうか
否、無理であろう
「院を出たのが二週間前
川で彼奴を見たのが―――――四日前」
「確かに 虎の被害は二週間前からこっちに集中している
それに四日前に鶴見川で虎の目撃証言もある」
「........」
全く一緒
本当に虎を目撃したのか？
この敦と云う少年は実は―――――――
向かいの席の太宰も考えている
「敦君これから暇？」
どうやら太宰は敦を使って虎探しをするようだ
...使う為にお金で釣ろうとしているけど
「........私も連れって下さい！」
「良いのかい？とても危険な事だけど...」
「大丈夫です！そこら辺の人よりは強いです
それに――――」
中島さんが鬼かもしれないから
この言葉は出てこなかった信じたくなかったから
太陽の下にも居られて何より楽しかったから
「...解った
けど、私からあまり離れないでね」
「はいっ！有難うございます！！」
「国木田君は社に戻ってこの紙を社長に」
太宰が国木田に一枚の紙を渡した
何を書いてあったかは解らなかった
「ち ちなみに報酬はいかほど？」
手を揉みもみさせて聞いてきた
この様子に三人はあきれていた
「こんくらい」
ずいっと駆け寄り見てみると恐ろしい金額だった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
文豪こそこそ噂話 Aside
炭次郎達が嗅覚とか優れているように私は
第六感が凄い(らしい)です！！
だから、中島さんの証言の疑問にきづいたんですよ！
凄いでしょ(ﾄﾞﾔｻ
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兎野助(プロフ) - 読んでいただき有難うございます！部活や学校等で更新が遅れてしまうと思いますがこれからも宜しくお願いします！！ (2019年12月22日 18時) (
レス) id: 0530465cf1 (このIDを非表示/違反報告)
AI(プロフ) - このコラボめっちゃくちゃ楽しみにしてました！まだ数話しか読んでないけど面白かったです！次回更新楽しみにしています！ (2019年12月22日 18時) (レス) id: 1855fcf799 (このIDを非表示/違反報告)
兎野助(プロフ) - すみません 教えてくれて有難うございます あと、読んでくれて！！ (2019年12月9日 22時) (レス) id: 0530465cf1 (このIDを非表示/違反報告)
兎野助(プロフ) - 読んでいただいて有難うございます！もしかしたら、更新が遅れてしまうかもしれませんがどうぞ宜しくお願いします！！ (2019年12月4日 23時) (レス) id: 0530465cf1 (このIDを非表示/違反報告)
books - 文豪があって心んなかでぐっとしました！ (2019年12月4日 23時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：兎野助 | 作成日時：2019年12月3日 6時
