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肆話目 ページ5

とある場所で少年が、がつがつと物凄い勢いで茶漬けを食べている
もう、二十は越えていそうだ



「おい太宰早く仕事に戻るぞ

 仕事中に突然「良い川だね」とか云いながら川に
 飛び込む奴がいるか
 お陰で見ろ予定が大幅に遅れてしまった」



「ふふっ」



「ほらAちゃんも笑っちゃうぐらい
 国木田君は予定表が好きだねえ」



「笑うな!それにこれは予定表では無い!!
 理想だ!!我が人生の道標だ」



「すみません!私の仲間と太宰さんがよく似てるもので
 その予定を狂わすとことか、女の子好きとか」



そんな彼女が思い出しているのは、
綺麗な雷色の蒲公英のように優しい子だった



「いや、ほんっとーに助かりました
 施設を追い出され、横浜に出て
 食べるものも寝る所もなく
 あわや斃死かと」



「ふうん、君施設の出かい?」



敦の不陰気が暗くなった



「出というか...
 追い出されたのです
 経営不振だとか事業縮小だとかで」



「そんな」



「まあ、僕の話は置いといて
 お二人は...何の仕事を?」



「!........なァに...
 
  探偵さ」




「?」



「チッ
 探偵と云っても猫探しや不貞調査ではない
 斬った張ったの荒事が領分だ
 それより俺は小娘の仕事が知りたいな」



「何故、刀を持っているんだ」



「はは、まぁまぁ
 そういう国木田さんこそ腰に銃があるじゃないですか」



そう国木田の腰には本物の銃がある



(あれは、銃?玄弥のと比べると形も、大きさも全然違う
 それに探偵って?)



「はぁ、異能力集団『武装探偵社』を知らんか?」



Aは更に頭を抱えた
この世界では、知らない単語が多すぎる
それに異能力とは鬼の血鬼術のこと?
人間がよくわからない能力を持っているのか?
そんなのが、頭の中を回る



「そ...それで
 探偵のお二人の今日のお仕事は」



まさか鬼狩りか?



「虎探しだ」



「ちぇっ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
文豪こそこそ噂話 Aside









私はこんな感じです!
髪についているこの髪紐は禰豆子から貰ったものなんですよ!!









いいでしょ〜(ドヤサ

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兎野助(プロフ) - 読んでいただき有難うございます!部活や学校等で更新が遅れてしまうと思いますがこれからも宜しくお願いします!! (2019年12月22日 18時) (レス) id: 0530465cf1 (このIDを非表示/違反報告)
AI(プロフ) - このコラボめっちゃくちゃ楽しみにしてました!まだ数話しか読んでないけど面白かったです!次回更新楽しみにしています! (2019年12月22日 18時) (レス) id: 1855fcf799 (このIDを非表示/違反報告)
兎野助(プロフ) - すみません 教えてくれて有難うございます あと、読んでくれて!! (2019年12月9日 22時) (レス) id: 0530465cf1 (このIDを非表示/違反報告)
兎野助(プロフ) - 読んでいただいて有難うございます!もしかしたら、更新が遅れてしまうかもしれませんがどうぞ宜しくお願いします!! (2019年12月4日 23時) (レス) id: 0530465cf1 (このIDを非表示/違反報告)
books - 文豪があって心んなかでぐっとしました! (2019年12月4日 23時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:兎野助 | 作成日時:2019年12月3日 6時

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