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参話目 ページ4

「こんな処に居ったか唐変木!」




(唐変木........)




この包帯ぐるぐる人間はそんなこと言われているのか




「おー国木田君ご苦労様!」




「苦労も凡てお前の所基だこのジサツ嗜癖!」




男性がくどくどと文句を云っている
その様子が伊黒さんみたいで嬉しかった
それにしても、この人も包帯さんも中島さんも洋装の服だった
まだ、あそこでは基本着物だったはずだ
そもそも、まにあって何?




「そうだ君
 良いことを思いついた彼は私の同情なのだ
 彼に奢ってもらおう」




「「へっ?」」




二人の声が揃う
本当に奢ってもらって善いのだろうか?
奥から眼鏡さんの起こった声が聞こえてくる




「君達 名前は?」




「金子Aです!」




「中島...敦ですけど」




包帯さんがどんどん話を進めていく
中島さんは茶漬けが食べたいらしい
私は........




「私は結構です!
 他人のお金を使うと私の友達に怒られてしまうので!!」




嘘だ、本当は炭次郎のおにぎりが食べたい
善逸と鰻を食べたい、伊之助と天ぷらを食べたい




「........そうかい
 では、国木田君に三十杯位奢らせよう」




「俺の金で太っ腹になるな太宰!!」




「太宰?」




「ああ、私の名だよ」




太宰の回りに風が吹く
この風は何を表すのか、どんな意味があるのか




「太宰









 太宰治だ」




ここから、物語が始まって行く



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
文豪噂こそこそ話、太宰side

Aちゃんはとっても可愛らしかったから、心中に
誘ったら断られてしまったよ
でも、何故かすごく嬉しそうな顔だったのだよ
何故かな?


(善逸みたいだ........)←思い出に浸っていたAなだけです

肆話目→←弐話目



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兎野助(プロフ) - 読んでいただき有難うございます!部活や学校等で更新が遅れてしまうと思いますがこれからも宜しくお願いします!! (2019年12月22日 18時) (レス) id: 0530465cf1 (このIDを非表示/違反報告)
AI(プロフ) - このコラボめっちゃくちゃ楽しみにしてました!まだ数話しか読んでないけど面白かったです!次回更新楽しみにしています! (2019年12月22日 18時) (レス) id: 1855fcf799 (このIDを非表示/違反報告)
兎野助(プロフ) - すみません 教えてくれて有難うございます あと、読んでくれて!! (2019年12月9日 22時) (レス) id: 0530465cf1 (このIDを非表示/違反報告)
兎野助(プロフ) - 読んでいただいて有難うございます!もしかしたら、更新が遅れてしまうかもしれませんがどうぞ宜しくお願いします!! (2019年12月4日 23時) (レス) id: 0530465cf1 (このIDを非表示/違反報告)
books - 文豪があって心んなかでぐっとしました! (2019年12月4日 23時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:兎野助 | 作成日時:2019年12月3日 6時

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