【キメツ学園】３年分の猛炎【煉獄杏寿郎】 (ページ6)

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３年分の猛炎6 卒業ページ6

そしてあっという間に卒業式。

「もう卒業かあ」

「学校で会えるのもこれが最後だ……寂しくなるな」

「うん……あーあ、ついに煉獄先生ともお別れかあ」

「…………」

「そうだっ！先生覚えてる？私が高校入学したての頃、煉獄先生に告白したの！」

「む、そうだったか！」

「そうだったかって！忘れてんじゃん！！そうだよねぇ煉獄先生は毎日告られてモテモテだもんね～」

「毎日告られてなどおらんっ」

「フフッ、煉獄先生が告られてとか言うのウケる」

「…………」

「それで盛大に振られたんだよね、『俺は生徒とは付き合えない』って」

「うむ」

「凄いショックだったんだよ？泣いて泣いて」

「それはすまなかった」

「まあみんな振られてるって分かってなんか吹っ切れたけどね」

「そうか、吹っ切れたのか……」

「あれ？でも」

「なんだ」

「『生徒とは付き合えない』ってことは、卒業したら生徒じゃなくなるから付き合えるってことにならない？」

「そうだな」

「え？」