3年分の猛炎1 村田先輩 ページ1
高一の春に煉獄先生に恋をした。
「先生、私先生が好き! 私と付き合って?」
「俺は生徒とは付き合えない」
そして玉砕した。
でも煉獄先生に振られた女子は数知れず、みんな振られているのなら安心して落ち込んで次に進めるってなもんで、煉獄先生の好きは相談できる先生として、頼れる大人の男性として、気まずくなるより高校にいる間は仲良く話せる間柄のままがいいと失恋を引きずることなく暇を持て余しては社会科準備室へ通い気安く接していた。
「ねえ煉獄先生〜、村田先輩ってどんな人?」
「村田がどうかしたか」
「この前全学年合同体育の時ペア組んだんだけどね? いろいろ教えてくれて優しかったから、なんかちょっといいかな〜? なんて思って」
「そうか! 村田は確か胡蝶の前で全裸を晒したことがあったな!」
「えっマジで? サイテー……」
「うむっ! なんらかの事情があったのだろう! この話はこれでお終いだなっ!」
ーーーーーー
村田「扱い過ぎねぇ!? てかそれ前世の話だし不可抗力だし!? てか言うか普通!!」
ご都合村田パイセンサーセン……
村田「この後煉獄先生からの圧増しててマジでこえ〜し!!」
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作者名:mko | 作成日時:2021年1月27日 13時