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｢ここら辺かな｣
ht｢目的地に着いたの？｣
ru｢というか今回の依頼に目的地なんてあるのか…｣
ht｢確かに…｣
｢まぁまぁ｣
・
・
｢うーん…居ないなぁ…｣
ht｢やっぱりただの噂だったんじゃない？｣
｢そうなのかなぁ…｣
ru｢え？｣
｢どした？｣
ru｢あそこ。なんか光ってない？｣
ht｢ほんとだ…青く光ってる？｣
ru｢そうそう｣
｢おっと？これはまずいな…｣
ht｢なんで？｣
｢うちには見えてないんだよ｣
ht｢え！？もしかしてAちゃんって見えないタイプだったの…？｣
｢いや、普通は見えるはずなんだけど…これは吸血鬼を毛嫌いしとる種族かもしれんな…はぁ……そうなったらだるすぎる…そん時はレウさんとひとらんに任せるからね｣
ht｢わかった｣
｢とりあえずそこまで案内してくれる？｣
ht｢うん。こっちだよ｣
・
・
・
ht｢着いたよ｣
｢んー…見えないねぇ…一応どこに何があるか教えてくれる？｣
ru｢ちょうど目の前に男の子が光って寝転がってる｣
｢え？男の子？｣
ru｢そう。男の子｣
｢そっか…他には？｣
ru｢眩しくてよく見えない…｣
｢あ、そっか…ごめん｣
ht｢あれ？この子、羽生えてない？｣
ru｢え？あー確かに…言われてみれば羽っぽいけど…｣
｢え？羽って？｣
ht｢なんだろうな…鳥？いや、これは…………天使だ！天使の羽だ｣
｢天使！？うわ…まじか…｣
ru｢どうしたの？｣
｢天使はうちら吸血鬼のことを毛嫌いしとるんよ。悪魔のことよりもね｣
ru｢えぇ！？そうなの？｣
｢なんでかはわかんないんだけど、嫌われてる…だから姿も見えないんだよ…多分やけど向こうにもうちの姿は見えてない…はず……｣
ht｢えぇ…｣
｢確かゴーグルがあったはず……………これだ！とりあえず2人ともこれ付けてみて｣
・
ru｢おぉ！凄い！｣
ht｢全然眩しくない！｣
｢いやぁ念の為に持ってきといて良かった…じゃあこの子を１回家まで運んでもらってもいい？｣
ht｢わかった。じゃあ俺が運ぶよ｣
｢ありがと。多分天使だから相当軽いはず…｣
ht｢え？かっる…持ってないみたい…｣
｢さすが天使やな…天使は羽がある限り重力がないみたいに軽いからね｣
ru｢じゃあやっぱり…｣
｢うん。本物の天使だね｣
ht｢連れ帰るのはいいけどどうにか対処できるの？｣
｢わかんない…けどまだここに居るよりかはましだし、家に帰ったら何かあるかもしれないからね｣
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匿名M - 神作品をありがとう！！！！（初コメですすいません） (6月20日 6時) (
レス) @page28 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ヨゾラ(プロフ) - 羽具さん» わわ…！！！ありがとうございます…！！！少しでも楽しんでいただけたのなら嬉しい限りです！！えへへ、ニヤニヤしていただけて良かったです…！！ありがとうございます！！！頑張らさせていただきます！ (2021年7月5日 22時) (レス) id: cff2bc6cde (このIDを非表示/違反報告)
羽具(プロフ) - とても素晴らしい作品をありがとうございます！！！とても楽しく読ませていただきました！最後はどうなるかとドキドキしましたが、読んでいてとても感動しました！オマケもニヤニヤしながら読ませてもらってm(((((殴 これからも更新、新作楽しみにしています！！ (2021年6月27日 23時) (レス) id: a3fd2bf9c9 (このIDを非表示/違反報告)
ヨゾラ(プロフ) - 匿名希望の〇〇さん» ありがとうございます！！！この作品を見つけ、見ていただきありがとうございました！嬉しすぎです…！恐れ多いですがご期待に応えられるよう頑張らさせていただきます！本当にありがとうございます！！ (2021年6月24日 19時) (レス) id: cff2bc6cde (このIDを非表示/違反報告)
ヨゾラ(プロフ) - ペンギンさん» ありがとうございます！！続編の予定は無いですが出来ましたらお知らせさせていただきます…！！ (2021年6月24日 19時) (レス) id: cff2bc6cde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨゾラ | 作成日時：2021年3月30日 22時
