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結局私は廉くんと一緒にいることを選んでしまった




廉くんを家に上げ、リビングのソファに座らせた






飲み物を取りに行っている間に廉くんは三角座りをしたまま寝てしまっていた




頬には涙の跡があった




「A、」




こんな時に呼ぶ名前は、はなさんではなく私の名前





「ずるいよ廉くん、」





どんどん廉くんから離れられなくなってしまう





時刻は18時28分






海人くんとの約束を2時間半もすっぽかしてしまっている





しかし連絡先も交換していなかったから断ろうにも断れなかった





2時間半も来なかったらさすがに帰るだろうとも思っていた





私最低な女だな

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作者名：ふうせん | 作成日時：2020年2月1日 19時

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