今日:4 hit、昨日:6 hit、合計:7,383 hit
小｜中｜大
4 ページ4
ベッドに優しく倒されてネクタイを緩め始めた
その仕草がかっこよくてずっと見ていたら
「っ、こっちみんな」
そう言って目を覆われた
「廉く、何も見えないよ？」
暗い世界で頼りなのは廉くんの声だけで
手探りで廉くんの存在を探す
やっと見つけた廉くん
触ったのは腕だろうか
細いけどしっかり筋肉のついた腕
廉くんの全てが好き
「何も見えない方がAは興奮するやろ？」
耳元で少しだけ高い声で囁かれたその言葉は
本当に廉くんが発した言葉なのかな
私の知らない廉くんばかりで
「廉くん早く、」
「煽んな、」
時間の経過が私たちをどんどん狂わせていく
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふうせん | 作成日時：2020年2月1日 19時
