三十七話 ページ39
私の後に続いて足元を抜けようとする無謀な奴の為に、忠告をしておく
「やめとけ。不安定な体勢の時に凍らしたから…
倒れるぞ」
大きな爆発音を立てて、倒れる敵
『1-A轟！！攻略と妨害を一度に！こいつぁシヴィー！！！
すげぇな！一抜けだ！アレだなもう何か…ずりぃな！』
何人か下敷きにしたかもしれないけど、アレくらい避けられなきゃ、ここでなんてやっていけないだろ
気にせず私は、前へ進む
暫く走っていると、目の前に大きな谷が見えてきた
てんてんと見える足場を繋ぐのはロープ
『落ちればアウト！それが嫌なら這いずりな！！
ザ・フォーーール！！』
ロープを凍らせ、その上を滑っていく
最後の綱を渡り終えた所で、後ろから爆発音が聞こえてきた
両手を爆発させながら空を漂う爆豪
器用だなアイツ
それにしても、調子上げてきたな…
スロースターターか
軽く後ろを確認しながら、息を整えるように呼吸を繰り返す
私が到着すると同時にプレゼント・マイクが司会をする
『先頭が一足抜けて下はダンゴ状態！
上位何名が通過するかは公表してねぇから安心せずに突き進め！
そして早くも最終関門！
かくしてその実態はーーー
一面地雷源！！怒りのアフガンだ！
地雷の位置はよく見りゃわかる仕様になってんぞ！目と脚酷使しろー！！』
そろり、そろり、と足を進める
慣れてくれば大したことはないし、一面氷付けにして進む方法もあるが、後ろの奴らに道作るわけにはいかない
なるほど、これは先頭ほど不利な障害だ
「エンターテイメントしやがる…っと、」
思わず地雷を踏みそうになり、急いで足を退ける
「はっはぁ、俺はーーー関係ねーーー！！
テメェ、宣戦布告する相手を、間違えてんじゃねーよ！！！」
後ろから飛んできた爆豪が私を抜いたーーー！
と思った瞬間に、その場に着地をし、私に殴り掛かってくるので
それに応戦するように肘を掴んで凍らせる
「爆豪！こんなとこで争ってちゃ、二人揃って抜かされるぞ！」
「うっせえええ！！！最近のテメェは見ててムカつくんだよ！！おらぁっ！」
爆破に勢いを乗せて再び飛び掛かり、殴り、凍らせる、その繰り返し
その間も足を止めることはしない
一通り暴れて満足した爆豪は飛ぼうと両手に力を込めるが、そんなの許すか、と腕を掴んで引っ張る
「いかせないっ、」
その時、後方で凄まじい爆発音がした
地雷の一つや二つじゃ比にならないくらい、どでかいのが
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桜 - 梅雨ちゃんは蛙吹です！ (2018年12月5日 21時) (
レス) id: 99fd013ac7 (このIDを非表示/違反報告)
ジェラ(プロフ) - ルーチェさん» ありがとうございます！！私もその二人大好きです…＼(^o^)／元気百倍、頑張ります！ (2018年9月15日 14時) (レス) id: f118146944 (このIDを非表示/違反報告)
ルーチェ - 続きが気になって仕方ないです！轟ちゃんとかっちゃんの絡みが好きすぎてにやけます(^q^)←更新頑張ってください！応援してます！o(･ω･´o)(o｀･ω･)o (2018年9月13日 22時) (レス) id: d308f73366 (このIDを非表示/違反報告)
とまと。 - こ、こんなにも評価が一回しか押せないことを恨んだことはない！更新される度に評価ボタン押してます笑 体育祭めっちゃ楽しみです！ (2018年9月7日 21時) (レス) id: 9caa233366 (このIDを非表示/違反報告)
ジェラ(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます！！正直最初の轟って誰とも絡んで無さすぎて困ってます( ；∀；)主人公ェ…。 (2018年9月4日 16時) (レス) id: f118146944 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジェラ | 作成日時：2018年8月31日 22時
