三十話 ページ32
放課後ーーーーー
「うぉぉぉ…
何事だぁ！！！？」
教室中に響き渡った麗日の声に、私たちも"それ"を見詰める
1-Aの教室一杯に押し掛けた他クラスの生徒をーーー
「出れねーじゃん！何しに来たんだよ！！」
入り口付近で慌てふためく峰田を一蹴する爆豪
「敵情視察だろ雑魚。
敵の襲撃を耐え抜いた連中だもんな。体育祭の前に見ときてえんだろ。
意味ねェからどけモブ共」
「知らない人の事とりあえずモブって言うのやめなよ！！」
鋭い飯田の突っ込みと手が入る
「ヒーロー科に在籍する奴は皆こんななのかい？
こう言うの見るとちょっと幻滅するなぁ」
そこに割って入るのは、紫の髪の男
来てるブレザーからどうやら普通科の奴のようで
雄英体育祭の結果によっちゃあ、ヒーロー科編入も検討してくれるし、その逆も然り
つまりこれは、
「敵情視察？少なくとも俺は、調子のってっと足元ゴッソリ掬っちゃうぞっつーーー
宣戦布告しに来たつもり」
ニヤリ、と不敵に笑うそいつに、辺りがしん…と静まる
さて、そろそろ話は終わったぽいし、帰ろうと鞄を持って立ち上がると、
それから、と付け足す様に教室の後方に向かって指を差す普通科の男
そう、まるで私を指差すような仕草に首を傾げると、口を開いた
「貴女とお近づきになりたくて、さ」
轟さん
「お…、私？」
思わず間抜けな声が出たし、多分相当な間抜け面をしてると思う
いやだって。え、今私完全なる蚊帳の外だったよな？
何故に巻き込まれた？
普通科の男は楽しそうに笑う
「アンタ、相当
周りや外からの視線が突き刺さりつつ、何も覚えが無いので首を振ると
「普通なら笑っちゃう様な赤と白のおめでたい髪色。火傷の跡。」
突然に私のコンプレックスの髪色と火傷跡を話題に出され、顔をしかめる
「でもーーーーそれを差し引いて有り余る美貌に漂うミステリアスな雰囲気、完璧なカラダ
そりゃあ、男としては是非ともオトモダチ、になりたいよ
アンタね、こう呼ばれてるんだよ
白雪姫、ってさ」
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桜 - 梅雨ちゃんは蛙吹です！ (2018年12月5日 21時) (
レス) id: 99fd013ac7 (このIDを非表示/違反報告)
ジェラ(プロフ) - ルーチェさん» ありがとうございます！！私もその二人大好きです…＼(^o^)／元気百倍、頑張ります！ (2018年9月15日 14時) (レス) id: f118146944 (このIDを非表示/違反報告)
ルーチェ - 続きが気になって仕方ないです！轟ちゃんとかっちゃんの絡みが好きすぎてにやけます(^q^)←更新頑張ってください！応援してます！o(･ω･´o)(o｀･ω･)o (2018年9月13日 22時) (レス) id: d308f73366 (このIDを非表示/違反報告)
とまと。 - こ、こんなにも評価が一回しか押せないことを恨んだことはない！更新される度に評価ボタン押してます笑 体育祭めっちゃ楽しみです！ (2018年9月7日 21時) (レス) id: 9caa233366 (このIDを非表示/違反報告)
ジェラ(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます！！正直最初の轟って誰とも絡んで無さすぎて困ってます( ；∀；)主人公ェ…。 (2018年9月4日 16時) (レス) id: f118146944 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジェラ | 作成日時：2018年8月31日 22時
