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第2話 ページ4

り「みな?寝てるの?」

莉犬くんの可愛い声で私は目覚めた。

『おはよ、莉犬くん』

り「おはよ!」

そう言って莉犬くんは飛びついてきた。
可愛いぃぃぃぃぃ‼

な「あのー、俺らもいるんだけど」

声のする方を向くとなーくん、ジェルくん、さとちゃん、るぅとくんがいる。

『ごめんごめん、気づかなかったw』

さ「おい、おm((『みんな、おはよう』

文句を言いたげだったさとちゃんを無視して挨拶する。

ジ「おはよーさん」

る「体調はどうですか?」

『今日はすっごくいいみたい』

る「そっか」

るぅとくんは安心したようで微笑んでくれる。

『いつもありがとね、るぅとくん』

さ「それだと俺らがなにもしていないみたいじゃん」

『あ、ごめんw』

みんないつもありがとう、と心の中で呟く。

『ころちゃんのところ、行ってもいい?』

な「立てる?」

なーくんが手を差し出してくれる。

本当は自分で立てたが、なーくんの優しさに甘えることにした。

ころちゃんの部屋にノックをして入る。

『ころちゃん、おはよう』

ジ「久しぶりやなぁ、ころん」

り「ジェルくん、全然お見舞い来なかったよね」

さ「いや、ジェル、みんなに内緒で毎日お見舞い来てたよ」

ジ「ちょ、さとみk((『私の方には全然来なかったよね』それは…」

な「ジェルくんは照れ屋なんだよね〜」

ジ「なーくん⁉」

り「変態じゃん」

る「ジェルくんは単に変態ですよね?」

ジ「俺の扱い…」

全「『wwwwwwww』」

みんなが笑い出す。

『……明日、ころちゃんの誕生日なんだよね』

さ「もうそんな時期か」

さとみくんが切なそうに呟く。
明日、5月29日はころちゃんの誕生日。
そして……ころちゃんが事故にあった日でもある。

(私がころちゃんと遊びに行こうとしなかったら、こんなことにはならなかったのかな?)

今更後悔してももう遅い。

でも……

私は5年前のことを思い出した。

第3話(過去編 前編)→←第1話



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設定タグ:すとぷり , ころん , 歌い手   
作品ジャンル:恋愛
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rinuaimi(プロフ) - 初めまして。すごくいいお話でした!涙がかれて頬がかぴかぴになりました!たくさんの小説を読んできましたがここまで泣いたのははじめてです!これからもたくさん読み直してたくさん泣きたいと思います!((?  これからもう頑張ってください!応援しています! (2022年4月24日 0時) (レス) id: d7637fcd3d (このIDを非表示/違反報告)
千景(プロフ) - panndaさん» ありがとうございます…!まさか、泣いてくださるなんて…勿体ないお言葉です…更新頑張らせて頂きます! (2019年12月11日 19時) (レス) id: 0f5cbdbd1f (このIDを非表示/違反報告)
pannda - あの、、、、あの、、、、只今号泣中でございます(´;ω;`)ウッ…作者さん神ですよ、、、、これからも応援してます!!違う作品も更新がんばです!!! (2019年12月11日 16時) (レス) id: 92d4070df6 (このIDを非表示/違反報告)
千景(プロフ) - 恋花レンカさん» え、そうなんですか!?凄いですね…嬉しいお言葉ありがとうございます! (2019年12月7日 15時) (レス) id: 0f5cbdbd1f (このIDを非表示/違反報告)
恋花レンカ - 主人公が倒れた6/19...私の誕生日だ☆なんという奇跡!すごく感動しました。涙が止まりませんでした。これからも応援してます! (2019年12月2日 18時) (レス) id: 8916eccc14 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千景 | 作成日時:2019年6月8日 17時

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