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6時には起床をして
私の年齢と体型から2000カロリーは必要。
学校でみんなに心配されないようなお弁当にするためにはあさと夜は抑えないといけない。

そして母親のお見舞いに行ってから
父に連絡入れて今日のことを報告したら
兄のところに帰るのだ。

『李仁、りーひーとー!』

「なに…」

眠たげに起きて布団から出てくる。
李仁お兄さんは今から学校に向かい、学校が終われば病院で日向お兄さんのお手伝いをしなければならない

ひなつ小児科を、兄の病院を継がなければならないからだ。

しかし兄は母がああなってしまってから元気がない
私が起こさなければ兄の病院に行くこともない

家族をまとめてるのは私なのだ。

李仁兄さんが倒してる家族写真

子に向ける目とは思えないような冷淡な表情をするこの2人は紛れもなく私の父と母で、もちろん血も繋がっている
そこに4人並んだ子供たちは私の弟妹。下の子たち

顔のせいで悪人に見えるけど,私たちの両親は温情に溢れる、とてもいい人で優しい

写真たてをもう一度立てるとご飯をテーブルに乗せて行く。

今ご飯を家で食べるのは李仁兄さんと私だけだ。

『李仁今日はどうだった?』

「めっちゃ疲れた、お母さんのところ行ったら日向って呼ばれた。」

『だって退院一歩前でまた怪我して入院しちゃったもんねそりゃあ、記憶混同もなるよ』

不注意って怖いね,気をつけないとね
李仁兄さんはそうだね、とカレーを頬張った。

自分は早くご飯を食べると、ニコニコと李仁を見つめる。
食べずらいから、じゃあお風呂洗ってくるね
お湯は溜める?それともシャワー?

ここまでが一連の流れ。

どっちを言われてもお湯は溜めるし、そのお湯に入る。
それが私のルーティーンだから

必ず入浴剤はリクエストがなければ濁り湯で
浴槽の半分より下に入れる。

『お風呂溜めたから』
「んー」
『上がったら教えてね〜』

ここまでがテンプレ

そうして部屋に戻ったなら
今度は父との連絡をとる。電話に出ればそれでいいのだが
昨日は仕事だったし、もしかしたら今日も出ないかもしれない。
3コールの間に出なければ電話は切る。

テレビは必ず動物番組を一度探して,もし放送してたら動物番組、してなかったら情報番組
ソファーの1番端っこに座ってぼーっと見つめる。

父からの折り返し電話には出ず、留守電を聞いてから大丈夫そうならかけ直す。

そして歯を磨き,部屋に戻り、布団に入って寝る。

これが私のルーティーン。
私の完璧なスケジュール

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作者名:クロエ | 作成日時:2023年1月25日 17時

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