あざとかわいい ページ4
クラスの男の子達が、
『俺あざとい女子可愛くて好き』
と、言ってるのが聞こえた。
こういうのはこの人に聞くべき！
「ねえねえ青ちゃん！」
青「お、どうしたのさ！」
「男の子はあざとい女子が好き？」
青「うーん、そうだねー。ぶりっ子は嫌だけどあざといのは嫌いじゃないかも」
「そっかー、Aもあざとくした方がいいかな！」
青「Aは十分可愛いよ！」
「嘘だ！！」
青「ほんとだよ！それ以上可愛くなられたら、みんな困っちゃうの」
「うーーん」
青「じゃあ、みんなにあざとくなっていいか聞いておいでよ」
「お、分かった！行く！」
:
「ねえ湧！」
元「あー？」
「あざとくなってもいいよねー？！」
元「は？お前これ以上あざとくなんのかよ」
「え？Aあざといかな」
「颯太！Aあざとくなってもいい？」
内「良くない！！」
「なんで？」
内「みんながAのトリコになるからだよお！」
「翔馬、Aあざとい？」
平「うん、あざとかわいい！」
「それは褒め言葉？」
平「かわいいんだよ？褒め言葉に決まってるじゃん！」
「わ！そっか！じゃあおっけー！」
:
「青ちゃん青ちゃん！」
青「はいはいおかえりー」
「これ以上あざとくなったらだめらしい！んで、もうあざといらしい！！」
青「そう！だからもうこれ以上あざとくなる必要はないの！」
「そうなのかー！じゃあ大丈夫か！」
青「うん！今のAが十分可愛いもん！」
「やった！青ちゃん大好きー！」
元「おいおいー！そういうとこ！」
「だって大好きだもん！」
深「全然分かってない！」
黒「誰にでも好きとか言っちゃだめなの！」
「なんで？」
黒「勘違いしちゃうじゃん！」
「だってA大好きなんだもん！」
内「こりゃダメだー」
ヴァ「そうやって色んな人を落としてんだな」
北「可愛いのは本当」
長「俺にも好きって言ってくれていいっすよ！」
「ななせー？うん！」
長「うん！ってなんすかー！w」
「これからもあざとかわいくアイドルするね！」
＊
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作者名：ひかり | 作成日時：2021年9月29日 21時
