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私をじっと見つめてゆっくり手が向かってくる
「服脱いで」
「え、?」
「なんで俺に会いに来てくれなかったの。
真一郎が死んでたから随分尻軽になったらしいじゃん
ねぇ万次郎とはやったの?俺の妃になるって言ったくせに……
なんでだよ!!!!!!!!!!!!」
途中まで静かな声だったのに急に声を荒らげ私の頬に拳をぶつける
思いっきりだ
状況も理解出来ずに倒れ込む
「うぅっ……」
倒れた瞬間私に跨りまた顔を殴られる
痛い。熱い。重い。苦しい。
目も開けず止まるまで静かに待つしかない
「いっざな……」
「はぁはぁはぁ……なんで…みんな俺を捨てるんだよ。し ねよ」
そう呟いた後上から滴が落ちてきた
見上げるとイザナは涙をぽろぽろと流していた
誰とも血が繋がってないと分かって大好きな人が亡くなって信用してた人が逢いに来てもくれない……孤独で押し潰されてしまったんだ
私は両腕をあげてイザナを抱きしめた
顔は痛いままだしきっと酷く腫れていて口切ってて鼻血でてるかもだけどそんな事今はどうでもよかった
「いざな……ごめんね。ほんとにごめんね」
「…………ならAは俺を捨てないよな?万次郎の事もうきらいだよな?もう離れないよな?」
何も言えないままでいるとゆっくりいざなが顔をあげる
頬が赤くなっていて虚ろな目をしている
「俺に任せろA。」
ゆっくり私にキスをする
今までの男たちと比にならないほど思く甘いキス
何十分もそれだけを繰り返した後ゆっくり私の衣類を剥がしていく
いくら嫌がって恥ずかしがっても全部脱がされてしまう
「きれいだよ…A」
「やだ……恥ずかしい……」
「俺に全部みせろ」
そう言うと私の乳 房を摘んでは弾いてを繰り返される
何度も何度もすきと呟き鬱血を作り歯形を残していく
まるで私はいざなが作った一つの芸術作品の様
私の中を優しく敏感に触れるイザナはさっきまで私を殴ってたなとは別人の手つき
「Aそろそろいれるから痛かったら…言えよ」
ゆっくりと異物が入った感覚になる
いざなは優しかった
私が少しでも眉を顰めると「いたい?」と聞いてくれた
いざなの表情は幸せをかみ締めてるようだった
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作者名:macopo | 作成日時:2023年7月29日 1時