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お正月シーズンは楽しくてあっという間に終わってしまった
2月に入った早朝チャイム音で起こされた
寝巻きのままでこんな早朝なのにけたたましくチャイム音で起こされ一言文句でも言ってやるとドアを力強くあけた
「ちょっっと!!」
顔を確認する暇もなく相手に押しはいられる
倒れ込んだ私に「悪かった」という人には見覚えがあった
「はるちよ、?」
万次郎と場地とよく一緒にいた春千夜
よくみんなで遊んだけど春千夜は私とあまり友好的ではないのか
ただじーっと視線を感じてただけの思い出しかない
「俺が言うのもなんだけど1人暮しがドア不用心に開けるのは
危ないと思うよ」
黒マスクに長い髪
昔はかっこいいって感じだったけど今は美しいがお似合いだ
「びっくりしたよ、。とりあえず寒いでしょ?あがってあがって」
急いで暖房をつけこたつの電源をつける
熱いお茶をだして2人でこたつを囲む
「………暫くしたらお前を天竺のやろーが拉致りにくる」
「は?」
「イザナはお前に異常なほど執着してる」
「んー?」
「おい話きいてんのかよまじめだそこっちは」
「まったく理解できない。天竺ってなに?イザナはまぁ何となくわかるけど」
「イザナが作った横浜にあるチーム。俺も今は入ってるけど
俺の王はマイキーだから裏切ってる訳ではない」
「なんで私拉致られるの」
「……マイキーを灰にして真一郎くんにするため」
「いみわかんないよ、、。どうすればいいの」
「イザナは異常だからなにされるかわかんねぇ今東卍を潰すためにしてる事もただの暴走族の領域じゃねぇだから」
「イザナは何処にいるの」
「だからイザナはお前になにするかわかんねぇぐれぇだから
……俺の家に一旦隠れてほしい」
「……もうこれ以上万次郎たちに傷ついてほしくないからイザナは何処にいるの。会わせて」
だからと春千夜がさっきより声を荒らげた瞬間ドアがいきよいよく全開になる
「さんずー。Aチャンってやつとこそこそなにしてんだー」
「俺らのボスが知ったらどーなるかねー」
派手な髪色した2人組が現れ土足で侵入される
「土足……」
「っち……灰谷おまえらつけてんのかよきめぇなぁ」
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作者名:macopo | 作成日時:2023年7月29日 1時