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もう12月になってもうそろそろクリスマス
万次郎から一緒に映画を観ようと連絡が着たのと同時にエマちゃんからも一緒にパーティーをしようと連絡が着たのだ
エマちゃん曰く私に友達になって欲しい女の子が居るというのだ
どちらとも遊びたいのは山々だったけど、バイク屋の掃除をした
りしたいのとメンテナンスの予約もいつも通りあったから
2人ともに断りの連絡を送ったのだ。
24日の夜20時
予約も全部終わってそろそろお店を閉めるかという時に
自動ドアが開いた
その正体はワカくんで地元では有名で人気な焼き鳥屋さん
の袋をひらひらと見せてきた
「Aーせっかくのクリスマスイブなのにまた仕事してたの?」
「ワカくん!!ひさびさだね」
ワカくんとキッチン兼食卓に移り簡単にトマトを輪切りにし
焼き鳥とワカくんが買ってきたアルコールたちて乾杯をする
「でもよかったワ」
「ん?なにが」
「Aが前より元気そうで」
「んーたしかに前よりは体重も増えたし心も安定してきたかも」
「…でもさ色んな男取っかえ引っ変えするのは真ちゃんも
嫉妬すんじゃねーの」
「なんのこと?」
「青宗がきっちり報告してくれたゾ」
ワカくんは鋭い目でこちらをじっとり見つめてくる
「イヌピー余計なことしか言わないんだから
語弊があるよ。私はなにも取っかえ引っ変えしてる訳じゃない
みんなと付き合ってないし。みんなも知ってるもん私が
他の人ともそういう関係だって」
自分でもなんて尻軽発言だなと思いつつ軽蔑されるの覚悟で
言ってしまった
「……なにも複数の奴らとそーいうことしなくてもよくない?
俺の知り合いの女で浮気とか勝手に誤解されてヤクザ雇って
回されたやついたしAだってそんなかの男に1人でもAに
好意持ってるやついねーの?まじ他人事じゃないヨ」
「……でも私はこれで忘れられるんだよ
それで回されたらしぬだけ。時が来たってことだよ
その時ようやく私は真ちゃんに会えるんだし」
私は箸を置いて下をむいてしまった
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作者名:macopo | 作成日時:2023年7月29日 1時