別れ ページ23
今のAみたら真ちゃんもかなしむよ...」
いつものワカくんみたいに余裕があってのんびりしてるのとは違ってすごく悲しそうに力強くそう言われて
真ちゃん、、。かなしむならしなないでよ
そんなふうに思ってしまったの
ワカくんが帰って店の戸締りをする
高いからAには届かねーからおれがやってやるよなんて
かっこつけていつも高い位置にある小窓の戸締りを自慢げにして
くれたいた真ちゃんはもういない
戸締りのあといつも2人で向かい合って食べた食卓も
2人で寝て愛を確かめあった寝室も
真ちゃんの匂いだけを残して消えてしまった
2人でねるには少々狭かったベットもすごく広く感じて
また涙がでて頬を伝う
꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱
その日は夢をみた
朝眩しいなか目を開けると真ちゃんがいて私の髪を触りながらおきたかと微笑むのだ
「真ちゃん、、。なんで、、。」
ポロポロと涙が止まらなくて言葉が喉をつっかえる
「Aごめんな。結婚できなくて。ごめんなきゅうにいなくなっちまって。俺かっこわりぃなぁ」
そう言って真ちゃんは私を包み込んだ
久しぶりに感じた真ちゃんの暖かみ
太陽みたいで
「...っわたしっすごく寂しかったの。心細いの。
これからどうすればいいのかわからないし真ちゃんがいないのなんて、耐えられないの」
「ごめんな、。でも俺はずっと見守ってるからどんな時でもだから自分を大切にしてくれ。自己中心的になってよ」
「真ちゃんもどってきてよほんとにつらいの寂しいの」
「...…あー俺Aに出会えた人生でほんとに良かった
こんなにかわいくて優しくてご飯がうまくて甘えんぼうなAにであえてよかった」
じゃあね
そう言われたのを最後に私は目を覚ました
目を覚ましてしまった
時計はまだ深夜の2時
こんな生活むりだ。私はそんなにかっこいい奴じゃない。
作業場からロープを持ってきて天井にかける
真ちゃんこっちきたらだめだろって怒るかな
ごめんねごめんねホントにごめんねでも貴方がいない人生なんて
考えられないの貴方のいない世界に未練なんてないの
マイキー おじいちゃん エマちゃん けん 三ツ谷 パーチん
ワカくんに武臣くん ベンケイくんにイザナとイヌピー
真ちゃんがいなくなった後も支えてくれたのに恩を仇で返すようなことをして
ごめんなさい
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作者名:macopo | 作成日時:2023年7月29日 1時