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プロローグ ページ1
幼い頃の記憶は微かにしかない。
若い男女の喧嘩の声と割れる瓶の音
母の泣き声 父の怒鳴り声
そして角で震えて下しか見れない私。
9歳の頃。
母に手を引かれて新しいお家に住むことになった
新しい男の人は私をあまり良きし思ってなさそうだった。
「おまえのその目嫌なんだよな。」
髪を引っ張りお腹を蹴られる
窓ガラスに映る自分の顔を見ると酷く腫れて痣ができている。
「これじゃあ、、学校は今日もお休みね。」
朝になっても昼になっても夜になっても閉め切られたままのカーテンを覗くと私と同じランドセルを背負った子達が歩いてる
私のように痣も腫れもない。
かわいいリボンがついたポニテールをふりふり揺らし笑ってる。
あぁ羨ましいなぁ
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作者名:macopo | 作成日時:2023年7月29日 1時