54. ページ26
NOside
皆寝静まった頃、一人の少年が扉を開けた。
『ふむ、漸くのお出座しか』
少年の真正面にある椅子に座る黒髪紫目の少女。頬杖をついている。
｢圭華を待たせるとはな。お前も生意気だな｣
壁に凭れて腕を組む青髪青目の少年。その髪は結ばれていない。
｢炎零、お前はいつの間に偉くなったんだ？｣
圭華と呼ばれた少女の傍に控える赤髪金目の少年。金の瞳が一瞬光った。
｢ふふっ、僕は僕さ。雷龍、君と僕は圭華様に使えている身としては同じさ。風貴様はひとつ上の方だけどね｣
｢そのひとつ上の位の俺に態々頼みをするか？炎零｣
風貴が嫌味を溢した。
｢それは申し訳ないことを致しました。これより気を付けます｣
『そのようなこと、どうでもいい。それより、目覚めが遅いのではないか？わらわを待たせるとは、いい度胸だ』
｢ははっ、手術が長引いてしまって、此方に帰って来れなかったんですよ｣
圭華が目を細める。
『言い訳か？数千年会わぬと人も変わるな』
そして、圭華は椅子から立ち上がった。
『お前の力、見せてみろ。炎零。いや、"野坂悠馬"と言うべきか･･･』
その瞬間、圭華、風貴、雷龍、炎零の瞳が煌めいた。
ラッキーアイテム
アツヤのマフラー
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
貴女を護るイナイレキャラ
野坂悠馬
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
百花繚乱・風輝(プロフ) - とっても面白いです!!!こういう設定とかが大好きなもので (2021年1月17日 9時) (
レス) id: 49b444550d (このIDを非表示/違反報告)
五蝶繚乱･春華 - アリスさん» 裏が出てますね(笑)あばずれって言われて脳が機能しなくなりましたね(笑) (2020年9月27日 20時) (レス) id: 3eb6391910 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 凄いイラついてる((ﾟ□ﾟ;)) (2020年9月27日 15時) (レス) id: c80579e6b6 (このIDを非表示/違反報告)
五蝶繚乱･春華 - アリスさん» 億は越すでしょうね(笑)。月花の粛清は前から出したいなって思っていたのでやっと出せて嬉しいです。カッコいいと思ってもらえて感謝してます！ (2020年7月13日 20時) (レス) id: 3eb6391910 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - フィールドの修理代っていくらなんだろう…？月花の粛清かっこいい名前の技ですね！続き楽しみにいています！ (2020年7月13日 18時) (レス) id: c80579e6b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：五蝶繚乱･春華 | 作成日時：2019年11月24日 20時
