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あなたside
ある日を機に 、隆弘が家に戻ることが少なくなった。
その時の私の想いはまだ 、隆弘にあった 。
おはよう や おやすみ の 会話は無くなって 、
ごめん 今日は会社に泊まる 。 遅くなる 。の
連絡が増えた 。寂しかったけど 、
『頑張ってね、無理しないでね 』と 、そう返すこと
しかしなかった 。私のワガママで 隆弘の 荷物に
なりたくなかったから 。
大きな 2人用の ベッドに 腰を下ろす 。
隆弘の匂いが ほのかに 残る枕をぎゅっと抱きしめると
自然と 大粒の涙が 目から溢れた 。
「ねぇ、 何してるの 」
「はやく 帰ってきてよ 」
「もう 隆弘のいない夜を迎えるの何日目だろ 」
「寂しい 」
その言葉は全て 、シーンとした 部屋に吸い込まれていく
だけだった 。
誰にも聞こえる事なく 。誰にも伝わることなく 。
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な め こ(プロフ) - ranoさん» rano ちゃん ありがとう(><)暇あればデビュー作も読んでってね((殴 (2018年11月18日 23時) (レス) id: 144ad156a7 (このIDを非表示/違反報告)
rano(プロフ) - 好きすぎる、、 (2018年11月18日 23時) (レス) id: 556f95f159 (このIDを非表示/違反報告)
な め こ(プロフ) - ゆなさん» そう言ってもらえて嬉しいです(><)このお話が完結でき次第、次回作の案として考えさせていただきます!!暇な時にまた覗いていただけると嬉しいです。 (2018年11月3日 23時) (レス) id: 144ad156a7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 楽しみにしていたお話なので、落ち着いたら、読ませて頂きます。 (2018年11月3日 23時) (レス) id: 1e3e43fc2a (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんばんわ。続きが気になって仕方がなかったのですが、読ませて頂く前に返事を読ませて頂きました。ハッピーエンドではないのですね。今の私には、辛すぎますので、しばらくおじゃますることができないかもしれません。 (2018年11月3日 23時) (レス) id: 1e3e43fc2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:な め こ | 作成日時:2018年10月2日 22時