弟だと思ってたのにーCHENー (ページ18)

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SMT① ページ18

今日は事務所全体の一大イベント、SMTOWNの公演の日だ。

スタッフとの最終打ち合わせを終えて楽屋へ向かって準備を整える。

ライブは時間との勝負だから大変だけど、その分やりがいもある。

みんなで手分けしてアーティスト達のヘアメイクを施して行く。

「今日メイクしてくれてるのはAオンニでーす」

RedVelvetの楽屋でスルギの髪を巻いていると途端に向けられたカメラ。

「え？ちょっ、なにこれ(笑)」

いきなりのことに驚いていると、

スルギ「私達もソシ先輩みたいにリアリティ番組やるんですー！」

そのための手持ちカメラでの撮影らしい。

「はい、できた！撮ってあげようか？カメラ貸して～」

スルギからカメラを受け取って、
今日の出来栄えを撮影していると続々とカメラに入ってくるレドベルメンバー達(笑)

フレッシュだなー可愛いなーと思ってにやにやしていると、

ヒチョル「ヤー顔がだらしないよおばさん」

レドベルの楽屋に突如現れた…

「うりぬんしゅぽじゅに？」

SJ「「おえよ！！」」

きちっと挨拶をしたスジュをカメラで撮ってあげてスルギにカメラを返した。

相変わらずハイテンションなスジュメンバーは、
テレビ用ではなく普段からこのテンションなのだ。

ほんと元気だな～と思いながらレドベルの楽屋を後にする。

暇だな～何しようかな～

長年働いてると後輩がどんどん入ってきて、
私を指導してくれていた先輩方は個人サロンを経営したり、フリーランスで活躍したりと、
みんなやりたいことをしてるので、二十歳の頃からここでヘアメイクの仕事をしている私は中々の古株になりつつある。

こういう全体での仕事は、後輩達がたくさん頑張ってくれるので
大体の仕事が終わったら私はアシスタントの子を見て気になるところがあれば指導したり、サポート役に回る。

今日はどうしようかなーとふらふらしていると

「A！」

名前を呼ばれた方を見るとチャンミンオッパの姿が。