弟だと思ってたのにーCHENー (ページ13)

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呑気ガールズページ13

「この前話したホテルの件あるじゃない？それが相手が誰だかわかって…」

パニ「その話し方からして、私たちも知ってる人？」

スヨン「うそ！だれ？！」

スジョン「なに！なんの話！」

感の鋭いパニと既に興奮気味のスヨン。
状況の掴めないスジョンにシカが簡単に説明する。

「はぁ…私は何て失態をおかしてしまったんだろう」

改めて自己嫌悪に陥る私に、早く話せと懇願の目を向ける美女4人。

「ほんっっとに誰にも言わないでね？！言ったら私の人生終わる！！そんなことした私が悪いんだけどさあ！！！」

シカ「わかった！わかったから、早く話して(笑)」

「……ジョンデでした。」

スヨン「あらあら…」

パニ「なるほどね」

シカ「うーーん…」

予想外のリアクションに戸惑う私。
もっと、「えー？！」「うそ？！」「ほんとに？！」ってオーバーすぎるリアクションがくるかと思ってたんだけど。

やっぱり事務所の子に手出すとか信じらんないよね…

スジョン「それ、ほんとなの？」

「え？どういうこと？」

スジョン「ジョンデがオンニを襲うなんて考えられないんだけど」

いや、うんそれはもうわかってる。
私がジョンデのタイプじゃないことくらいわかってるんだけど、

「違くて、私がジョンデを襲ったんだと思う」

「「………」」

私の発言にぽかーーーんな4人。

シカ「全く、何を言い出すのかと思ったら」

「だって！ジョンデが私を襲うはずないじゃん！こんなババア！！！」

パニ「ヤー！あんたがババアだったら私たちだってどうなんのよ！！」

「あ、すみません」

あなたたちはアラサーに見えない超絶美人だからいいわよ。と思いながら平謝りする。

スヨン「ほんとにやったのかしら？」

「ちょっと、アイドルがやったとか言わないの」

シカ「確かに、記憶全くないんでしょ？過ち犯したなんて一概には言えないね」

「そうなんだけど、ジョンデが襲われたって言ってたんだもん…」

スジョン「えー？ジョンデが？(笑)」

パニ「チェンも可愛いところあるね(笑)」

「ちょっと、私真剣に悩んでるんですけど」

シカ「あっはは！これはチェンも一筋縄じゃ行かないわ(笑)」

スヨン「Aは鈍いからなあ…」

「ちょ、なんの話？」

あまりにも呑気なこの人たちに
事務所のアイドルに手出したんだよ？！と、何度も言ってみたけどただただ笑う呑気ガールズだった。