高専生、雄英に通ってます。2【ヒロアカ】【呪術廻戦】 (ページ8)

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４１　恵がデレた！！ページ8

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　なんで私、護衛まともにやってるんだろ。

　そんなキャラじゃないのに。

「ーい。おい！A！」

「ん？！」

「大丈夫か？何回も呼んでいるのに返事がないから心配した。」

　ちょっと考え事をしていれば、恵の声が聞こえていなかったみたいだ。

　そんなことより…。

「恵が1日に2回もデレた…だと！」

「なっ！デレてねーよ！それにさっきのカウントすんな！」

　いつもは見せてくれなかった恵のデレが最近になって急に現れるようになった。

　親友としては嬉しい限りだ。

「えー。デレてたよ！可愛いいじゃん。」

「かわいくねえよ。…お前のほうがかわいい。」

「知ってる！ありがとう。」

　私が可愛いのは当たり前だ。

　最近父と母の写真を五条に見せてもらったが、どっちも顔がよかった。

　あんなに綺麗な人達から不細工な子供ができたら母が浮気を疑われるレベルだ。

　だから私も必然的に可愛い顔になるし、颯太もイケメンだ。

　まぁ、私は父似で颯太は母似だけど。

「おい。着いたぞ。」

　考え事をしている間に控え室に着いたようだ。

「本当だ。送ってくれてありがとう。そう言えば五条が言ってたんだけど、体育祭終わったらみんなでどこかに食べに行こうだって。」

「へー。俺は寿司の気分だな。」

「えー！私ファミレスがいい！」

「お前、ほんとファミレス好きだよな。
まあ、これはAのお疲れ様でしたっていうやつだと思うからオマエが好きな所をリクエストしろよ。」

「はーい！」

　最近ファミレス行ってないな。今度颯太と一緒に行こうっと。

「お前これからどうするんだ？」

「どうするって？」

「クラスメイトの所まで1人で行けないだろ？あそこ選手だけだから俺は入れないし。」

「本当だ。」

　どうしようかな。颯太まだスマホ持ってるかな？

「うわっ！痛！」

「どうした？」

「目にまつ毛入ったかも。」

「目薬持ってないのか？」

「持ってない。」

「ちょっと見せろ。」

　そう言って恵はAの顔を上に傾けて目を覗き込んだ。

「よし取れたぞ。」

「やった！ありがとう！」

ガチャ

「………。」

「「………。」」

バタン

「「………。」」

「ちょっと待ってー！！恵！また後でね！」

　運良く現れたクラスメイトをAが逃すわけがなく急いで追いかけた。