高専生、雄英に通ってます。2【ヒロアカ】【呪術廻戦】 (ページ7)

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４０　任務内容ページ7

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　恵が持っていた地図を見ながら更衣室へと歩いて行き、とりあえず着替えた。

　この後五条の所に行こうとしたが、レクリエーション終了まであと少ししかないので結局行かないことになった。

　五条の服は伏黒が返してくれるらしい。

　そして今はA組の控え室へ向かい中だ。とりあえずスマホを持っておきたい。迷った時に誰かに連絡できるように。

　控え室に向かっている間さっきの話をしていた。

「ねぇ恵。さっきエンデヴァーさんに『俺のこと知らないのか？』って聞かれたんだけど、やっぱりヒーローのこと少し知っていた方がいいのかな？」

「お前、ヒーローについて調べずに通っていたのか？！ヒーロー志望に囲まれている中でよくバレなかったな！仮にも長期任務だぞ！」

　他にもいろいろ言っていたが、引っかかった言葉があったので他の言葉は耳に入ってこなかった。

「ん？ちょっと待って。長期任務なの？！
数日雄英に居て呪霊を倒して終わりじゃないの？！学長そんなこと言ってなかったじゃん！」

　颯太と任務期間を話したことはなかったし、今までの任務で他の学校に通ったことは無かったからよくわからなかったけど、呪霊を倒したら終わりと言う訳ではないようだ。

「お前なぁ。そもそも雄英生を何から守るのか覚えてるか？」

　何を当たり前のことを聞いているのか。任務内容を忘れる馬鹿がいる訳ないだろう。

「もちろん覚えてるよ！呪霊から守るんだよ！」

「やっぱりお前馬鹿だな。」

　真面目に答えたはずなのに伏黒から帰ってきた返事は馬鹿にされたものだった。

「何で？！そもそも雄英に呪霊が出たから通うことになったんでしょ！」

「じゃあ何で雄英に呪霊が出たんだよ。」

「学長が呪詛師の仕業かもしれないって…あ！呪霊と呪詛師から守るんだった！忘れてた！」

「…正解。」

　今まで忘れていた。

　学長は任務内容を詳しく言わなかったが、本来の任務は呪詛師を捕まえて殺すことだろう。