高専生、雄英に通ってます。2【ヒロアカ】【呪術廻戦】 (ページ5)

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３８　筋肉凄いページ5

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　結局、尾白とB組の人が棄権することになり、代わりに鉄とB組の女の人が参加することになった。

「よーし、それじゃあ、トーナメントは少し置いといてイッツ束の間

楽しく遊ぶぞ、レクリエーション！！」

　簡潔に言おう。私は今迷子中だ。何故颯太に送ってもらわなかったんだろうか。

　Aは伏黒や先輩達に会うために観客席の方へ行っていたのだが、歩いているうちに今自分がどこにいるのか分からなくなってしまった。

　そして伏黒達の方に私を見つけてもらおうと思い、スマホで連絡しようと考えスマホのある控え室を探しているのだ。

　今は控え室を目指しているのだが見たことあるような、ないような…そんな道を歩いている。

　偶然誰かと会ったりしないかな。と考えていると曲がり角で運良く？誰かとぶつかった。

　これは？！

　オールマイトのような筋肉質な体、高専で似たような体をしているのは東堂先輩と夜蛾学長ぐらいだろうか。

　まじまじと見ていると筋肉の人が喋りだした。

「君は…騎馬戦で目立っていた…天宮さん…だったかな？」

「あっ、はい。貴方はどちら様ですか？」

　面識がない相手に名前を聞いただけなのにこの人は驚いたように目を見開いた。

　でもこの人、どっかで見たことあるな。どこだっけ？

「俺のことを知らないのか。…ならオールマイトのことは知っているのか？」

「はい。転校して来て会ったことがあるので。」

　何故此処でオールマイトが出てきたのかは分からないが、質問に答えると少しニヤッとした。

「では、ここに来るまでオールマイトのこと知らなかったのか。」

「あっいえ。テレビで何度か見たことありました。」

　そう言ったあと、真顔になって「君、ヒーロー志望だろう？ヒーローに興味がないのか？」と聞いてきた。

　これは危険な状態だ。

　Aは幼い頃から呪術師として五条家で育てられたため、ヒーローなんてものには興味がなかった。

　よく見たらこの人、至るところが炎で燃えている。

　コスチュームらしきものも着ているので、恐らくこの人はヒーローなのだろう。

　暑そうだ。

　…どうしよう。どうやって誤魔化そう。

「まぁいい。君のような子がいれば焦凍も成長できるだろ。」

　焦凍って轟のことだよね？轟とこの人ってなんか関係あるの？