高専生、雄英に通ってます。2【ヒロアカ】【呪術廻戦】 (ページ35)

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６８　恋の予感？ページ35

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「Aおはよう。来るの遅かったな。寝坊でもしたのか？」

「焦凍くんおはよう。いろいろあったんだよ。」

　前のイメージからして焦凍くんから話しかけて来るとは思わなかったので少し驚いたが、心の変化があったのならこういうこともあるのかと納得している自分もいる。

「そうか、俺はいろんな人に声かけられたぞ。体育祭で見てくれていたらしい。」

「俺も声かけられたぞ！」

「おはよう切島。」

「おう！おはよう。天宮と轟が話してるなんて珍しいな！」

「そう？」「そうか？」

「おう！お前ら話してるところ見た事なかったぞ！」

「確かに話したのこの前が初めてかもね。」

「確かにそうだな。」

　3人でほのぼのと話をしていると遠巻きに女子がキラキラした目でこっちを見ていた。

「何その目。」

「A、いつの間に仲良くなってんの？！」

「恋の予感？！」

「いや、それはないでしょ。」

　恋って…何言ってんの？

「そもそもどこをどう見たら恋の予感になるの？」

「今の今まで関わりすらなかった男女が急に仲良く話す。それはもう恋でしょ！」

「焦凍くんは兎も角、切島は前から話してたでしょ？」

「でも名前呼びになってるよ？」

「それは私と颯太の苗字が同じだからだよ。両方天宮だと紛らわしいでしょ？
私が焦凍くんって呼んでいるのは最近焦凍くんのお姉さんと話す機会があって紛らわしからそう呼んでって言われたからだよ。」

「ぐぬぬ…！！」

　思っていた回答が得られなかったのか女子達は頭を抱えていた。

私に関しての恋愛話なんてしても無駄でしょ。どうせ好きな人と付き合って結婚するわけないんだから。